試験が近づいてきましたので、出題テーマによって整理すべきポイントを確認する「確認ドリル」をお送りします。本日のテーマは、昨日に引き続き「アプローチ計画」です。ポイントの整理は昨日と同じですが、利用者と管理者のアプローチについてまとめます。
ポイントの整理
次のプラン例で、「アプローチ計画について考慮したこと」は?
記述の前に、重要なポイントを整理します。アプローチ計画では、車両、利用者、管理者のアプローチについて検討します。それぞれ重要なポイントを考えてみてください。(昨日の復習です)
- 車両出入り口の位置による歩車分離(横断歩道との離隔、歩行者入口との距離)
- 駐車場から建物への距離(送迎車、車いす利用者用、サービス用)
- 車寄せでの雨天時利用
- 横断歩道からの距離
- 周辺環境からの入口(歩道、公園、駐車場、商業施設など)
- 主出入口までの経路(スロープ、水勾配による処理)
- 駐車場からの距離(車いす利用者用)
- サービス車両入口
- 通用口までの経路
- 利用者動線との分離
重要なポイントを整理したら、その中でエスキスとうまく整合がとれており、記述しやすいものを選択して解答します。今回は利用者と管理者のアプローチについての記述方法をまとめます。
記述例
利用者アプローチ・・・「横断歩道」を選択
①北側道路の横断歩道近くに歩行者用通路を設けることで、
歩行者が施設に立ち寄りやすいように配慮した。
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利用者アプローチ・・・「病院」を選択
②病院の敷地内から、直接、歩行者用通路を通って主出入口に到達できるように計画し、
病院利用者の利便性に配慮した。
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利用者アプローチ・・・「駐車場から主出入口までの経路」を選択
③建物主出入口の近くに車椅子利用者用駐車場を計画し、主出入口までの経路の段差をなくすことで、
車椅子利用者の利便性に配慮した。
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管理者アプローチ・・・「サービス車両入口」を選択
④西側道路に面してサービス車両入口を設けることで、
利用者と管理者の車両動線を分離した。
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管理者アプローチ・・・「通用口までの経路」を選択
⑤サービス用駐車場の近くに通用口を設け、
食材の搬出入をしやすいように配慮した。
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解説
①北側道路の横断歩道近くに歩行者用通路を設けることで、歩行者が施設に立ち寄りやすいように配慮した。
②病院の敷地内から、直接、歩行者用通路を通って主出入口に到達できるように計画し、病院利用者の利便性に配慮した。
③建物主出入口の近くに車椅子利用者用駐車場を計画し、主出入口までの経路の段差をなくすことで、車椅子利用者の利便性に配慮した。
④西側道路に面してサービス車両入口を設けることで、利用者と管理者の車両動線を分離した。
⑤サービス用駐車場の近くに通用口を設け、食材の搬出入をしやすいように配慮した。
※ :理由、 :計画内容
本日のドリルはここまでです。
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