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 【おしらせ】

学科試験勉強方法の経験談を募集しています。詳しくは11月16日の記事を参照してください。

確認ドリル(環境負荷低減①)「パッシブデザイン」

試験が近づいてきましたので、出題テーマによって整理すべきポイントを確認する「確認ドリル」をお送りします。本日のテーマは、「パッシブデザイン」です。この内容は過去の出題頻度が高いので、確実に解答できるようにしましょう。

ポイントの整理

高齢者介護施設で導入したパッシブデザインを述べよ。

記述の前に、重要なポイントを整理します。

「パッシブデザイン」とは、「パッシブ」が「受動的な」という意味であることから、自然が持っているエネルギー建築設計手法にて受動的に利用することを指します。機械装置を用いずに快適な環境をつくる方法のことです。

対義語として、機械装置を用いて快適環境を実現する手法を「アクティブデザイン」といいます。

利用エネルギー

  • 太陽光

パッシブデザイン例としては、これらのことを機械装置を使用せずに利用することです。利用方法とは、下記のことが考えられます。

パッシブデザイン例

  • (太陽光)庇、水平ルーバー、垂直ルーバー
  • (熱)屋上緑化、外断熱、高気密サッシ、Low-E複層ガラス
  • (風)トップライト、ハイサイドライト

記述例

高齢者介護施設で導入したパッシブデザインを述べよ。

それでは、各対策方法に応じた記述例を示します。

太陽光

開口部の南面には水平ルーバー、東西面には垂直ルーバーを設け日射を遮蔽し、夏季の冷房負荷を低減した。

南面開口部には庇を設け直射日光を遮り、夏季の冷房負荷を低減した。

南面に広い開口部から自然光を多く取り入れる計画とし、日中の照明電力を削減した。

 :計画  :理由

屋上を緑化することにより、建物への熱の流入を減らし空調負荷を低減できるように計画した。

建物を外断熱することで躯体へ外気の熱が入ることを防ぎ、空調負荷を低減する計画とした。

 :計画  :理由

居室の外壁面及び反対側に自然通風が可能な換気口を設け、中間期に空調負荷が低減できるように考慮した。

開閉式トップライトを設け重力換気し、中間期に空調負荷が低減できるように計画した。

 :計画  :理由

本日のドリルはここまでです。パッシブデザインの復習問題はこちらの記事を参考にしてください。

応用ドリル(環境①)「自然採光」

応用ドリル(環境②)「自然換気、自然通風」

応用ドリル(環境③)「日射遮蔽」