試験が近づいてきましたので、出題テーマによって整理すべきポイントを確認する「確認ドリル」をお送りします。本日のテーマは、「アプローチ計画」です。この内容は過去の出題頻度が高いので、確実に解答できるようにしましょう。
ポイントの整理
次のプラン例で、「アプローチ計画について考慮したこと」は?
記述の前に、重要なポイントを整理します。アプローチ計画では、車両、利用者、管理者のアプローチについて検討します。それぞれ重要なポイントを考えてみてください。
- 車両出入り口の位置による歩車分離(横断歩道との離隔、歩行者入口との距離)
- 駐車場から建物への距離(送迎車、車いす利用者用、サービス用)
- 車寄せでの雨天時利用
- 横断歩道からの距離
- 周辺環境からの入口(歩道、公園、駐車場、商業施設など)
- 主出入口までの経路(スロープ、水勾配による処理)
- 駐車場からの距離(車いす利用者用)
- サービス車両入口
- 通用口までの経路
- 利用者動線との分離
重要なポイントを整理したら、その中でエスキスとうまく整合がとれており、記述しやすいものを選択して解答します。今回は車両アプローチについての記述方法をまとめます。
記述例
車両アプローチ・・・「車両の出入口、歩車分離」を選択
①北側道路に面する敷地中央に車両の出入口を計画し、
歩行者用通路と明確に分離することで、歩車分離を考慮した。
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車両アプローチ・・・「車回し」を選択
②車回しを東側入り口からの一方通行とすることで、
利用者がわかりやすく、安全に利用できるようにした。
※タップして続きを表示
車両アプローチ・・・「車寄せ」を選択
③建物出入口の正面に車寄せを計画し、上部に庇を設けることで、
雨天時でも利用者が雨にに濡れないよう配慮した。
解説
①北側道路に面する敷地中央に車両の出入口を計画し、歩行者用通路と明確に分離することで、歩車分離を考慮した。
②車回しを東側入り口からの一方通行とすることで、利用者がわかりやすく、安全に利用できるようにした。
③建物出入口の正面に車寄せを計画し、上部に庇を設けることで、雨天時でも利用者が雨にに濡れないよう配慮した。
計画内容 理由
本日のドリルはここまでです。
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