目次
構造種別
構造種別には、鉄筋コンクリート造(RS造)、鉄骨造(S造)、軽量鉄骨造(LGS造)、木造等があります。近年の製図試験では、鉄筋コンクリート造(RS造)を採用するのがほとんどです。
架構形式
架構形式とは、柱、梁、壁、スラブ等で構成される建物の構造形式のことです。
架構形式にはラーメン架構と壁式構造がありますが、製図試験では、ラーメン架構を採用することが多いです。
ラーメン架構
ラーメン架構とは、柱と梁で建物の荷重を支える架構形式のことです。壁を雑壁として扱えますので、製図プランの自由度が高くなり、靭性に優れるのが特徴です。
靭性
靭性とは、部材の粘りやすさのことです。靭性に優れるとは、地震時に建物が脆性破壊することなく、柱・梁等が地震の応力に粘り強く抵抗することを意味します。
スパン割
スパン割とは、建物の柱芯間隔のことです。ラーメン架構の場合、6~8mスパンで計画することが多いです。
柱1本あたりの負担荷重
ラーメン架構では、柱1本あたりの負担過重を、約40~50㎡で計画します。スラブと壁からの応力がを梁が受けとめ、梁に生じた応力を柱が受けとめて基礎地盤まで伝達します。
部材寸法
部材寸法とは、柱、梁、スラブ等の大きさのことです。一般的な部材寸法はこちらの記事を確認ください。
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