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用語集(設備④)「排水設備」

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排水設備とは、流し台、トイレ、浴室等からの排水を建物外に流すための設備です。排水設備の計画においては、自然流下で排水を流せるように、PSをバランスよく配置するのがポイントです。ポイントを押さえて作図や記述に活かせるようにしましょう。

目次

横引き排水管、排水縦管

横引き排水管には、自然流下で排水を流せるように、所定の勾配が必要です。配管スペースは、天井裏や床下を利用します。下のイメージ図では、流し台からPSまでの配管が横引き排水管に該当します。

排水縦管とは、横引き排水管で集めた排水を下階まで運ぶための配管です。排水縦管はPS内に配置します。

横引き排水管、排水縦管 イメージ図

PS(パイプシャフト)

PS(パイプシャフト)とは、空調設備や排水設備を配管するためのスペースのことです。横引き排水管が短くなるように、パイプシャフトは各階にバランスよく配置する必要があります。(2スパンに1つ程度のPSを配置することを目安にします。)

二重床

二重床とは、床スラブ上に配管スペースを設けるために床を二重にすることです。天井裏に配管を配置する場合と比較して、配管の交換が容易になるというメリットがあります。

二重床イメージ

排水マス

排水マスとは、公共の下水道に放流する前に建物内の排水を集めるための設備のことです。排水縦管により1階まで運ばれた排水は、1階床下の横引き排水管で建物外の排水マスに集められ、公共下水道に排水されます。

地階の排水 イメージ図

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この記事を書いた人

二級建築士取得後、一級建築士試験に挑戦。
学科合格後に某資格学校に通うも製図試験で2度不合格、その後、通信でなんとか製図試験に合格。
電気主任技術者二種、エネルギー管理士(電気)、建築設備士の資格を持つため、得意分野は設備です。

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