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確認ドリル(計画④)「セキュリティー」

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試験が近づいてきましたので、出題テーマによって整理すべきポイントを確認する「確認ドリル」をお送りします。本日のテーマは、「セキュリティ-」です。この内容は過去の出題頻度が高いので、確実に解答できるようにしましょう。

目次

ポイントの整理

次のプラン例でセキュリティーについて工夫したことを述べよ。

記述の前に、重要なポイントを整理します。

「セキュリティー」とは、「安全、保安、防犯」などを示します。高齢者介護施設においてセキュリティーを問われた場合には、利用者の安全施設の保安について解答するようにします。

考えられる事故、事案など
  • 不審者の建物内への侵入
  • 不審者の敷地内への侵入
  • 利用者の転倒事故
  • 利用者の体調急変

セキュリティ-対策としては、これらのことを未然に防ぐこと、早期発見することです。対策方法としては、下記のことが考えられます。

対策方法
  • 事務室、受付カウンター、管理人室などでの入退室管理
  • 休日、夜間における機械による侵入監視
  • 階段、エレベーターなどの転倒事故が発生しやすい場所での人的見守り
  • 目の行き届かない場所での体調急変を発見や通報するシステム構築

記述例

それでは、各対策方法に応じた記述例を示します。

入退室管理
  • 主出入口が見える位置に受付カウンターを設け、利用者の入退場を管理し安全に配慮した
  • 住居部門の出入り口に面して管理人室を計画し、不審者の侵入を防止した。
  • 屋外階段の各扉は屋外から開かないようにし、不審者の侵入を防止した。

     :計画  :理由
機械的管理
  • 休日、夜間は機械警備により敷地・建物への侵入を検知し、安全に配慮した。
  • 敷地や建物の死角となる場所には監視カメラを設置し不審者の侵入を確認することとした。
  • 営業時間の異なる部門間に理用シャッターを設けセキュリティーを考慮した。

     :計画  :理由
人的見守り
  • 階段、エレベーターホールが見える位置に事務室を設け、し、利用者の安全に配慮した。

     :計画  :理由
人的見守り
  • 建物内の死角となり管理者の目が行き届かない場所に監視カメラを設置し、利用者の異変に早期に対応できるようにした。
  • 浴室、トイレなどには緊急呼び出し装置を設置し、利用者の異変を即時に発見できるようにした。

     :計画  :理由

本日のドリルはここまでです。

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この記事を書いた人

一級建築士製図試験の「計画の要点等」に特化して研究する[一級建築士記述研究所]の研究員です。隙間時間を使った製図勉強ができる記事を提供しています。

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