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用語集(構造①)「構造種別、架構形式等」

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構造種別

構造種別には、鉄筋コンクリート造(RS造)、鉄骨造(S造)、軽量鉄骨造(LGS造)、木造等があります。近年の製図試験では、鉄筋コンクリート造(RS造)を採用するのがほとんどです。

架構形式

架構形式とは、柱、梁、壁、スラブ等で構成される建物の構造形式のことです。

架構形式にはラーメン架構と壁式構造がありますが、製図試験では、ラーメン架構を採用することが多いです。

ラーメン架構

ラーメン架構とは、柱と梁で建物の荷重を支える架構形式のことです。壁を雑壁として扱えますので、製図プランの自由度が高くなり、靭性に優れるのが特徴です。

靭性

靭性とは、部材の粘りやすさのことです。靭性に優れるとは、地震時に建物が脆性破壊することなく、柱・梁等が地震の応力に粘り強く抵抗することを意味します。

スパン割

スパン割とは、建物の柱芯間隔のことです。ラーメン架構の場合、6~8mスパンで計画することが多いです。

柱1本あたりの負担荷重

ラーメン架構では、柱1本あたりの負担過重を、約40~50㎡で計画します。スラブと壁からの応力がを梁が受けとめ、梁に生じた応力を柱が受けとめて基礎地盤まで伝達します。

部材寸法

部材寸法とは、柱、梁、スラブ等の大きさのことです。一般的な部材寸法はこちらの記事を確認ください。

部材寸法の例(平面図)

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この記事を書いた人

二級建築士取得後、一級建築士試験に挑戦。
学科合格後に某資格学校に通うも製図試験で2度不合格、その後、通信でなんとか製図試験に合格。
電気主任技術者二種、エネルギー管理士(電気)、建築設備士の資格を持つため、得意分野は設備です。

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