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用語集(計画③)「アプローチ、周辺環境等」

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アプローチ

アプローチとは、道路から敷地内を通り建物の入口に到達するまでの経路のことです。

アプローチのポイントは以下のとおりです。

歩行者と車の経路を分ける

歩行者と車両の経路を分けることを歩車分離といいます。歩車分離とすることで、歩行者が安全に建物に入ることができます。また、前面道路に歩道がある場合には、車両が建物に入れるように、歩道に切り開きを設ける必要があります。

建物の主出入口を分かりやすい位置に設ける

初めて建物を利用する利用者でも建物に入りやすいように、分かりやすい位置に建物の主出入口を設けます。

利用者と管理者の経路を分ける

利用者と管理者の経路を分けることで、それぞれが利用しやすい建物となります。出入口については、利用者用に主出入口、管理者用に通用口をそれぞれ設けるのが一般的です。

特に敷地が複数の道路に接する場合には、利用者と管理者で異なる道路からアプローチすると効果的です。

周辺環境

周辺環境とは、敷地外の周辺道路や公園、建築物等のことをいいます。建築士試験では、建物を外部の周辺環境と一体的に利用することが求められます。

例えば、敷地の東側に公園がある場合、カフェやカフェテラスから公園の景色が見えるようにすることで、利用者が公園の景観を楽しめます。

屋外施設

屋外施設とは、敷地内に計画する施設のことをいいます。屋外施設には、駐車場、駐輪場、車回し、広場等があります。屋外施設は、利用者の利便性を考慮して計画するようにします。

オープンスペース

オープンスペースとは建物内にある空きスペースや広場等のことをいいます。

人通りの多い交差点に近接してオープンスペースを近接することで、通行人が立ち寄りやすくなります。

また、日当たりのいい南側にオープンスペース(屋外創作広場)を設けることで、利用者が快適な空間を楽しめます。

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この記事を書いた人

二級建築士取得後、一級建築士試験に挑戦。
学科合格後に某資格学校に通うも製図試験で2度不合格、その後、通信でなんとか製図試験に合格。
電気主任技術者二種、エネルギー管理士(電気)、建築設備士の資格を持つため、得意分野は設備です。

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