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用語集(構造④)「直接基礎、べた基礎等」

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直接基礎

直接基礎とは、支持地盤に建物の基礎を直接設ける基礎形式のことです。直接基礎には、べた基礎独立基礎布基礎があります。直接基礎は支持地盤が浅い場所に採用します。(支持地盤が地表面から0~3mの深さ)

べた基礎

べた基礎とは、基礎底面一面を基礎にしたものです。安定性が高く不同沈下に強いため、製図試験で良く採用されます。

独立基礎

独立基礎とは、柱の下にのみ基礎を設ける基礎形式です。経済性に優れます。

布基礎

布基礎とは、大梁の下に基礎を設ける基礎形式です。独立基礎とべた基礎の中間の性質があります。

地盤改良

地盤改良とは、軟弱土を人工的に改良することで、支持地盤として強度を持たせることをいいます。地盤改良には、柱状改良、良質土への置換等の方法があります。

柱状改良

柱状改良とは、円柱型の穴を掘採してセメントミルクを注入して土と混合させ、セメントの杭を生成することで地盤を改良することをいいます。支持地盤が地表面から5~10m程度の場合に用います。

杭基礎

杭基礎とは、建物底面から支持地盤まで杭を打ち込むことで建物を支持する基礎形式です。杭基礎は支持地盤が深い場所(支持地盤が地表面から10以上の深さ)に採用します。

免振基礎

免振基礎とは、基礎梁の下に免震装置を設けた基礎形式です。免振装置には積層ゴムアイソレータがよく採用されます。

不同沈下

不同沈下とは、地震等で地盤が崩れて建物が傾きながら沈下することをいいます。不同沈下が生じると、設計通りに荷重が支持地盤に伝わらず局所的な応力集中が発生するため、建物が損傷しやすくなります。

支持地盤

支持地盤とは、建物を支える地盤のことをいいます。N値が大きく、ぶ厚い地層を支持地盤とします。

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この記事を書いた人

二級建築士取得後、一級建築士試験に挑戦。
学科合格後に某資格学校に通うも製図試験で2度不合格、その後、通信でなんとか製図試験に合格。
電気主任技術者二種、エネルギー管理士(電気)、建築設備士の資格を持つため、得意分野は設備です。

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