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【一級建築士製図試験】「計画の要点等」過去問分析まとめ

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一級建築士製図試験における記述部分である「計画の要点」は、「計画」、「構造」、「設備」、「環境負荷低減」の分野から出題されています。

記述試験が本格的に出題されるようになった平成21年度からの過去の出題傾向を分析し、効率的な記述対策を考えます。

目次

過去の出題傾向

このグラフは、平成21年度~令和元年度の分野ごとの出題数の変化を表しています。

各分野からの出題数の変化を見ると、設備の出題数が減り計画構造の出題数が増えているのが分かります。

次に、分野ごとの出題傾向を見てみましょう。

「計画」の出題傾向分析表(H27~R1)

H27~R1 R1H30H29H28H27
内部動線
搬出入

履替

履替
外部動線
ゾーニング
個別の室
展示室の設え

CR

CR
計画全般
防火区画

バリアフリー

周辺環境
セキュリティ

EH&吹抜
セキュリティ
出題数54224

CR:コンセプトルーム、EH:エントランスホール

「構造」の出題傾向分析表(H27~R1)

H27~R1R1H30H29H28H27
構造、架構、スパン
部材寸法
基礎構造
※免震
地下構造
振動、騒音配慮
天井落下防止
目標耐震性能
屋上庭園の断面計画
出題数

「設備」の出題傾向分析表(H27~R1)

H27~R1R1H30H29H28H27
空調関連
給排水、
給湯

給排水
電気設備、
照明
排気、排煙
排気
設備
出題数
10103
環境負荷
低減

出題数
22120

「環境負荷低減」の出題傾向分析表(H27~R1)

H27~R1 R1H30H29H28H27
自然採光
自然通風
日射遮蔽
空調負荷抑制
省エネ
出題数22120

このように、分野ごとにどんな内容が出題されているかまとめると、かなりの頻度で出題されている問題があることが分かります。

こちらの記事で平成21年度~令和元年度の過去問を、分野ごとに分析しています。

効率的な記述対策

記述の対策は、製図課題の問題をやるだけになりがちだと思います。過去問分析結果から優先順位を決めて、頻出項目を重点的に勉強すれば、時間を有効に活用できます。

効率的な記述対策をするためには、下記のステップが必要です。

  1. 過去の出題傾向から、学習項目の優先順位を決める。
  2. 各項目でどんな問題が出るかを知る。
  3. 解答するために必要最小限のキーワードを覚える。
  4. キーワードを組み合わせて解答を作り上げる。

当ブログは、仕事や勉強の息抜き程度に読むことで、1~4のステップで勉強できるように記事を構成しています。

また、時間に余裕のない受験生の皆さんが自分で調べなくても済むよう、わかりやすい記事をアップしていきますので、通勤時間や製図の合間にでも覗いてみてください。

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この記事を書いた人

学の土木学科を卒業後、学歴+実務経験で一級建築士試験を受験し、2回目の受験で合格しました。合格秘訣の一つは、早い時期に記述対策を始めたことです。

保有資格:一級建築士、建築設備士、第三種電気主任技術者

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