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記述研究所のテキスト紹介5(構造)

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こんにちは、記述研究所の源です。今日はnoteで販売するテキストの中身を紹介します。

一級建築士製図試験で求められる「計画の要点等」に特化したテキストです。いわゆる「記述」というやつです。

さる太

構造ってよくわかんないや

ミド

平成27年からは梁伏図がなくなり、構造知識は記述で主に問われていますね

記述の中で、唯一、暗記が通用する分野です
典型的な頻出問題があるから、まずは、それらを覚えましょう

記述では、図面だけでは表せない部分を文章で表現します。A3用紙いっぱいに文字やイラストを書いて、自分の設計意図を説明します。

テキストの構成は、総論・建築計画・設備・環境負荷低減・構造に分けています。今日は、構造について説明します。

設備は図面では表されない部分を記述で問われます。しかし、設備の知識がないと図面表現でも間違ったものを書いてしまいます。基礎知識から少しずつ積み重ねていきましょう。

設備に関する記事は以下の4本に分かれています。

令和6年度版 14用語集
令和6年度版 15基礎編
令和6年度版 16基礎問題集
令和6年度版 21応用問題集

用語集

記述する際のキーワードとなる用語を説明しています。まずは、用語を覚えることから始めましょう。

記事内容の例です。

ラーメン構造

ラーメン構造とは、柱と梁で建物の荷重を支える架構形式のことです。設計の自由度が高く、広い空間や大開口を設けることもできます。靭性に優れています。
同じ意味として、ラーメン架構かこうと呼ぶ場合もあります。

靭性じんせい

建物が脆性破壊に対して抵抗する程度の度合いを表したものです。靭性に富む場合、地震などで建物に大きな力がかかったとしても、粘り強く耐えることができ、耐震性が高い建物を作ることができます。

脆性破壊ぜいせいはかい

応力が生じた際、曲げ降伏ではなくせん断破壊が先行すると、建物が急に崩壊してしまいます。避難時間を確保するため、柱や梁の設計は曲げ降伏先行となるようにします

基礎編

基礎編では、設備に関わる過去の出題傾向を調べています。過去問を把握することで、頻出問題がわかり、勉強すべきポイントが掴めます。また、本試験において、新傾向問題が出題されたとしても、慌てることなく対処できるようになります。

用語集で覚えたキーワードの使い方について学びます。

スパン割り

スパン割とは建物の柱芯間隔のことです。ラーメン架構の場合は概ね6~9mが採用されます。均等スパンが理想的であり、安定性が高いものとなります。

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スパン割り
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基礎問題集

基礎問題集では、用語集のキーワード、基礎編でも使い方を用いて、簡単な例文にて理解を深めていきます。例文では、計画内容と理由を下線表示して、文章構成を理解しやすくしています。

問:吹抜け周囲の基礎計画で工夫したことを述べよ。

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設問06

解答例

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解答例
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応用問題集

応用問題集は、本試験レベルのボリュームとなる例文を覚えていきます。

問:小梁とスラブの架け方で工夫したことを述べよ。

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設問

解答例

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解答例

スラブの短辺寸法が4m以下となるように小梁を設置し、たわみを抑制した。階段やエレベーターシャフトなどの開口部には小梁を配置し、スラブを四辺固定し、荷重が柱や梁へ安全に伝わるようにした。バリアフリーのため、スラブを200㎜下げ配管スペースとした段差部分には小梁を渡して安定して力を伝達した。

こんな感じで構造の知識を伝えています。

はむ助

構造って苦手だわ

ミド

構造は分かりにくい分野ですが、理解して覚えてしまえば簡単に感じますよ

もち

楽勝っしょ

テキストを見たくなったら、こちらから

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この記事を書いた人

一級建築士製図試験の「計画の要点等」に特化して研究する[一級建築士記述研究所]の研究員です。隙間時間を使った製図勉強ができる記事を提供しています。

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