特訓ドリル(計画1) 室の配置と動線計画@ 次のプランで、「図書室をその配置とした理由と動線計画で考慮したこと」は? 記述例 図書室を主出入口の正面に配置することにより、利用者にとってわかりやすい計画とした。 また、敷地西側の公園に面して配置し、利用者が良好な景観を楽しめるようにした。 室の配置と動線計画A 次のプラン例で、「建物内の室やスペースの配置と動線計画で考慮したこと」は? 記述例 来館者が気軽に利用できるようにするため、エントランスホールの前に特産品売場の出入口を配置した。 また、駐車場側出入口から近い場所に休憩スペースを配置し、来館者が気軽に利用できるように計画した。 建物の配置計画 次のプラン例で、「敷地周辺の住宅に対し、建物配置について考慮したこと」は? 記述例 住宅のある北・西側については、敷地境界から適度に距離を取って建物を配置することにより、周辺住宅に圧迫感を与えないようにした。 また、戸建て住宅のプライバシーに配慮するため、敷地北側に植栽を設けるとともに、建物北側には開口部を極力設けない計画とした。 外部施設計画 次のプランで、「オープンスペースの計画について考慮したこと」は? 記述例 オープンスペースを人通りが多い北側交差点に面して配置し、通行人の目を引くように計画した。 また、西側公園、南側商業施設からの集客を期待して、東西に広く配置した。 敷地周辺環境 次のプラン例で、「敷地周辺環境を踏まえ、考慮したこと」は? 記述例 屋外広場を明るく開放的な空間とするため、南東側にスペースを確保できるように建物を配置した。 また、東側及び南側に植栽を設置し、隣地からの視線を遮ることにより、施設利用者が落ち着いて過ごせるように計画した。 建物、敷地内外のつながり 次のプラン例で、「建物内外のつながりを踏まえて、公園、カフェ及びカフェテラスの関係性について考慮したこと」は? 記述例 利用者が快適に過ごせるように、カフェ及びカフェテラスを公園の景色が見える場所に配置した。 また、カフェ及びカフェテラス付近の敷地境界に出入口を設置し、本館利用者や公園利用者が気軽に立ち寄れるように計画した。 周辺施設との一体利用 次のプラン例で、「本建築物と隣地施設等とを一体的に使用するために考慮したこと」は? 記述例 カルチャーセンターやグラウンドの利用者が本建築物に立ち寄りやすいように、主出入口を桜並木側に設けた。 また、駐車・駐輪場側にサブ出入口を設け、車や自転車で訪れた利用者が来館しやすいようにした。 バリアフリー@ 次のプラン例で、「バリアフリーについて工夫したこと」は? 記述例 車椅子使用者用駐車場を主出入口に近接して設置し、動線が短くなるように計画した。 また、車椅子での移動に配慮し、敷地内通路に段差を設けないようにした。 バリアフリーA 室内の計画で「バリアフリーについて工夫したこと」は? 記述例 利用者用の廊下やエレベーターを余裕のある寸法で計画し、車椅子が安全に通行できるように配慮した。 また、車椅子や高齢者が安全に通行できるように、室内廊下や出入口に段差を設けないようにした。 セキュリティ 次のプラン例で、「セキュリティについて考慮したこと」は? 記述例 受付カウンターを東西両方の出入口が見る位置に計画し、施設利用者の入退館管理を確実にできるようにした。 また、廊下を見通しよく直線で計画することにより、死角を少なくしセキュリティに配慮した。 屋外階段については、1階出入口を施錠し、不審者が建物内に侵入できないように計画した。 特訓ドリル(計画2) 搬出入動線 次のプランで、「室の配置及び展示品の搬出入動線について考慮したこと」は? 記述例 市民ギャラリーと展示室を2階ホールから見やすい場所に配置することにより、来館者が利用しやすいように計画した。 また、管理部門内に展示室への動線を確保することにより、開館中に作業する際に、利用者とスタッフの動線が交差しないように計画した。 駐車場、車寄せ 次のプラン例で、「駐車場・車寄せの計画について考慮したこと」は? 記述例 駐車場・車寄せは、歩行者通路と明確に区分することにより、歩行者が安全に施設に出入りできるように計画した。 北側道路の東側から入る、分かりやすい一方通行で計画し、事故防止に配慮した。 アプローチ計画 次のプラン例で、「建築物のアプローチ計画について、その配置とした理由」は? 記述例 人通りが多いと想定した南道路側に主出入口を設け、利用者にとって分かりやすいように計画した。 また、歩行者の安全に配慮し、駐車場出入口を横断歩道から離して配置した。 通用口を東道路側に配置することにより、利用者とスタッフの動線が交差しないように計画した。 屋外広場との一体利用 次のプラン例で、「屋外創作広場の計画について、アトリエ、公園及び遊歩道との関係性を踏まえて考慮したこと」は? 記述例 屋外創作広場はアトリエに面して配置し、アトリエに出入口を設けることにより、相互に行き来ができ、一体的に利用できるように計画した。 また、公園利用者や歩行者が気軽に立ち寄れるように、公園側と遊歩道側に出入口を設けた。 屋外創作広場 次のプラン例で、「屋外創作広場の計画について考慮したこと」は? 記述例 利用者が公園や河川敷の景観を楽しめるように、屋外創作広場を敷地南東に配置した。 また、東西に広く配置し日照を確保することにより、明るい空間となるように計画した。 避難経路を含む動線計画 記述例 2つの階段をバランスよく配置することにより、直通階段までの歩行距離が適正となるように計画した。 また、利用者にとって分かりやすく、災害時の避難もしやすいようにするため、ホール及び廊下を見通しのよい形状とした。 周辺施設との一体利用 次のプランで、「本館と分館との来場者動線について工夫したこと」は? 記述例 分館の主出入口を本館側に寄せて配置し、利用者が相互にアプローチしやすい計画とした。 また、利用者が本館・分館を行き来しやすいように、本館との境界から主出入口までの敷地内通路を設けた。 防火区画@ 次の図について、「防火区画(面積区画・竪穴区画)の区画形成方法」は? 記述例 各階の中央部に特定防火設備を設置し、東西それぞれの床面積が1,500u以下となるように面積区画した。 また、階段及びエレベーターシャフトについては、各階に防火設備を設置し竪穴区画した。 防火区画A 次の図について、「防火区画(面積区画・竪穴区画)の区画形成方法」は? 記述例 階段、エレベーターシャフト及び吹抜けの2、3階部分に特定防火設備を設置し、各階を水平区画することにより、床面積が1,500u以下となるように計画した。 1階部分には、竪穴区画のための防火設備を設置した。 特訓ドリル(計画3) 履き替え等を踏まえた動線計画 次のプラン例で、「履き替え等を踏まえた動線計画として考慮したこと」は? 記述例 主出入口付近に履き替えスペースを設けることにより、施設利用者がスムーズに入館できるように計画した。 また、着替えて利用する室が各階にあるので、更衣室を1階に配置することにより、着替え後の動線が逆流しないようにした。 履き替えを踏まえたゾーニング計画@ 次のプラン例で「利用者の靴の履き替え等を踏まえて、ゾーニング計画について考慮したこと」は? 記述例 利用者にとって分かりやすく、管理もしやすいように、2階フロアをすべて上足利用とした。 1階のエレベーター前にはきかえスペースを設置することにより、動線が分かりやすいように計画した。 履き替えを踏まえたゾーニング計画A 次のプラン例で、「利用者の靴の履き替え等を踏まえて、ゾーニング計画について考慮したこと」は? 記述例 利用者がスムーズに入館できるように、上足利用の保育所部門を1階に、下足利用の児童館部門を2階にまとめて配置し、玄関で動線を分けた。 また、保育所部門と屋外遊技場を一体利用できるように、建物東側に出入口を設けた。 履き替えを踏まえたゾーニング計画B 次のプラン例で、「利用者の靴の履き替え等を踏まえて、ゾーニング計画について考慮したこと」は? 記述例 靴の履き替え及び着替えが必要な室は2階にまとめ、明確に区分することにより、来館者にとって分かりやすく、利用しやすいように計画した。 靴の履き替えがしやすいように、上足利用の室の出入口付近に下足入れを設置した。 条件付きゾーニング計画@ 次のプラン例で、「多目的ホールを多くの人が利用することを踏まえた空間構成について考慮したこと」は? 記述例 多人数が円滑に利用できるように、多目的ホール及びホワイエを1階南西にまとめて配置し、溜まり空間を確保した。 ホワイエを西側に配置し、公園の景観を取り入れることにより、多人数の待ち合いスペースとして快適な空間となるように計画した。 条件付きゾーニング計画A 次のプラン例で、「休憩部門が24時間営業であることを踏まえたゾーニング計画について考慮したこと」は? 記述例 24時間営業の休憩部門は南側にまとめて配置し、他部門と区分することにより、夜間の個別営業に対応できるように計画した。 駐車場からアプローチしやすいように、南側に休憩部門用の出入口を配置した。 ゾーニング計画@ 次のプラン例で、「ゾーニング計画について工夫したこと」は? 記述例 利用者が落ち着いて過ごせるように、温浴部門を2階南東にまとめて配置し、他部門の室やホールから極力離して配置した。 また、管理部門と物販部門を北側にまとめて配置することにより、物品や食材の搬入が行いやすいように計画した。 ゾーニング計画A 次のプラン例で、「ゾーニング計画について工夫したこと」は? 記述例 展示部門を2階、アトリエ部門を3階にまとめて配置することにより、来館者にとって分かりやすく、利用しやすいように計画した。 また、利用者とスタッフの動線が交差しないように、管理部門を北西にまとめて配置した。 ゾーニング計画B 次のプラン例で、「ゾーニング計画について工夫したこと」は? 記述例 来館者にとって分かりやすくするため、研修部門はすべて2階に計画した。 また、各室を北側にまとめて配置することにより、公園の景観を取り入れた快適な環境となるように配慮した。 特訓ドリル(構造) 建築物の構造種別、架構形式 次の図で「建築物に採用した構造種別、架構形式と採用理由」は? 多くの人が利用する施設であるため、構造種別は耐震性、耐火性に優れる鉄筋コンクリート造、架構形式は靭性が高いラーメン架構を採用した。 建築物のスパン割り@ 次のプラン例で、「建築物のスパン割りについて考慮したこと」は? 記述例 柱1本あたりの負担面積が過大にならないように、6m〜8mのスパンで架構を計画した。 建築物のスパン割りA 次のプラン例で、「建築物のスパン割りと考慮したこと」は? 記述例 架構の安定性を高めるため、X方向、Y方向ともに7mの均等スパンで計画した。 建築物の部材断面寸法 「建築物の主要部材の寸法」は? 部材断面寸法(大スパン大梁、小梁、柱) 柱 :700o×700o 大梁:500o×800o 小梁:300o×600o スラブ厚:t=200o 小梁、スラブの架け方 「小梁とスラブの架け方について考慮したこと」は? 記述例 スパンの1/2程度の位置に小梁を設け、スラブの短辺寸法が4m以下となるようにし、たわみの抑制を図った。 スラブまわりに大梁又は小梁を設け、スラブに無理な荷重がかからないように計画した。 梁断面、スラブ位置 次の図で、「屋上庭園部分の断面計画について考慮したこと」は?(客土深さは500o以上) 記述例 防水に配慮しつつ、室内と屋上庭園の床面高さを合わせるため、屋上庭園部分のスラブを200o下げて設置した。 客土深さを確保し、屋上庭園の客土部分とそれ以外の高さを合わせるため、客土部分のスラブをFL-700oの高さに設置した。 異なる高さのスラブを安全に支持できるように、段差部分に合わせた梁せいで計画した。 断面計画 次の図で、「浴室部分の断面計画について考慮したこと」は? 記述例 防水仕上げ厚さと排水溝スペース確保のため、浴室部分の床スラブを200o下げて設置した。 浴室部分の床スラブを200o下げることにより、防水仕上げ等を施しつつ、浴室部分と他の部分に段差ができないようにした。 目標耐震性能 「建築物に設定した目標耐震性能(地震力の程度と建築物の状態)」は? 記述例 @建築物の耐用年数中に、震度6強〜7程度の大地震が発生した場合に、構造体の大きな補修をすることなく、建築物を継続使用できることを目標とした。 A建築物の耐用年数中に、震度6強〜7程度の大地震が発生した場合に、構造体に部分的な損傷は生じるが、建築物全体の著しい耐力低下がなく、人命の安全が確保できることを目標とした。 基礎形式 次の図で、地盤条件を踏まえて「採用した基礎構造の形式」について考慮したことは? 地盤条件が良好であると判断できるため、直接基礎で計画することとし、不同沈下に強く安定性に優れるべた基礎を採用した。 特訓ドリル(設備1) 空調方式 @ 次のプランで、「エントランスホールに採用した空調方式と採用した理由」は? 採用した空調方式:定風量単一ダクト方式 記述例(採用理由) エントランスホールは吹抜けのある連続した空間であり、高さ方向の温度差が発生しやすいことから、吹出し能力が高く、全体を均一に空調できる方式を採用した。 空調方式 A 次のプラン例で、「多目的ホールに採用した空調方式と採用した理由」は? 採用した空調方式:変風量単一ダクト方式 記述例(採用理由) 多目的ホールは天井の高い大空間であり、時間帯や利用形態によって利用人数が変わるため、吹出し能力が高く、負荷変動にも対応できる方式を採用した。 ? 空調方式 B 次のプラン例で、「研修室に採用した空調方式と採用した理由」は? 採用した空調方式:空冷ヒートポンプパッケージ方式マルチ型 記述例(採用理由) 各研修室は、利用時間や人数が異なる場合が多いので、個別制御が容易で省エネルギー性に優れる方式を採用した。 ? 空調方式 C 次のプラン例で、「多目的ホールに採用した空調方式と採用した理由」は? 採用した空調方式:空冷ヒートポンプパッケージダクト接続型(床置き型) 記述例(採用理由) 多目的ホールは天井の高い大空間であるため、吹出し能力に優れ、居住域まで給気できる方式を採用した。 空調方式 D 次のプラン例で、「吹抜け部分に採用した空調方式と採用した理由」は? 採用した空調方式:空冷ヒートポンプパッケージダクト接続型(天井隠蔽型) 記述例(採用理由) 吹抜け部分は、均一な温度分布が確保しにくいため、吹出し能力が高く、吹抜け中央部まで給気できる方式を採用した。 空調方式 E 次のプラン例で、「ホテル客室に採用した空調方式と採用した理由」は? 採用した空調方式:外気処理空調機+ファンコイルユニット方式 記述例 ホテル客室の空調は、利用者によって使い方が異なり、換気も必要であることから、個別制御が容易で、ダクトにより外気を供給できる方式を採用した。 空調吹出し口 @ 次の図で、「吹抜け部分を良好な環境とするために、空調吹出口と吸込口の位置について工夫したこと」は? 記述例(注意点) 吹抜けに面する2階梁下に到達距離の長いノズル型吹出口を設置し、吹抜け部分を効率的に空調できるように計画した。 また、吸込口を1階天井面や床面付近に設け、吹出し口から適度に離すことにより、ショートサーキットのない効率的な気流分布を実現できるように計画した。 空調吹出し口 A 次の図で、「吹抜け部分の冷暖房計画の注意点と対応策(吹出し口、吸込口の位置等)」は? 記述例(注意点) 吹抜け部分は天井が高く、大きな開口部に面していることから、 高さ方向の温度分布に差が生じる 居住域まで暖気が行き渡らない 夏期は開口部付近の冷房負荷上昇 冬期は開口部付近でコールドドラフト発生 などが懸念される。 記述例(対応策) 吹抜けに面する2階梁下に到達距離の長いノズル型吹出口を設置し、吹抜け中央部に空調気流が届ようにした。 吸込口を1階天井面の吹出し口から適度に離れた位置に設け、ショートサーキットの防止を図った。 夏期の開口部付近の冷房負荷対策、および冬期のコールドドラフト対策として、ペリメーターゾーンに吹出し能力の高いスロット型吹出し口を配置した。 空調機位置、ダクトルート @ 次のプラン例で、「小ホールの空調機械室位置と給気・還気ダクトルート(ダクトスペース)について工夫したこと」は? 空調方式:単一ダクト方式 記述例 空調機械室を1階の管理部門から直接出入りできるように配置し、点検やメンテナンス等が容易となるように計画した。 給気・還気ダクトは、空調機械室直上のDSを経由し、小ホールまで接続することにより、空気の搬送距離が極力短く、圧力損失の少ない効率的なルートとなるように計画した。 空調機位置、ダクトルート A 次のプラン例で、「小ホールの空調機及び熱源機の位置とダクトルートについて考慮したこと」は? 記述例 1、2階それぞれに空調機を設置し、小ホールについては2階空調機から給気・還気することにより、ダクトルートを短くし、搬送エネルギー低減を図った。 空冷ヒートポンプチラーを屋上の管理部門階段直上かつPSに近い場所に設置し、メンテナンス性に配慮するとともに、冷温水配管ルートが短くなるように計画した。 空調機位置、ダクトルート B 次のプラン例で、「多目的ホールの空調機械室位置と給気・還気ダクトルート(ダクトスペース)について工夫したこと」は? 記述例 空調機械室を多目的ホールに隣接して配置し、ダクトを短くすることにより、搬送エネルギーの低減を図った。 給気は空調機械室の直上から天井に設置したダクトから吹出し、還気は壁面下部から直接吸い込むことにより、合理的なダクト計画と、良好な気流分布が実現できるようにした。 空調機位置、ダクトルート C 次の図で、「空調機と熱源機の位置について考慮したこと」は? 記述例 各室の天井にファンコイルユニットを設置し、個別に温度設定できるように計画した。 外気処理空調機をDSに近接して設置し、給気・還気ダクトルートを極力短くすることにより、搬送エネルギーの低減を図った。 また、外気処理空調機及び空冷ヒートポンプチラーを屋上の管理階段近くに設置し、点検等がしやすいように計画した。 空調機の維持管理と更新 @ 次の図で、「空調機器の維持管理と更新について考慮したこと」は? 記述例 例1:空調室外機を屋外に設置し、通路や点検スペースを確保することにより、日常のメンテナンスや機器の更新作業が行いやすいように計画した。 例2:サービス用駐車場近くに空調室外機を配置することにより、メンテナンスや機器の更新作業が行いやすいように計画した。 空調機の維持管理と更新 A 次の図で、「空調機器の維持管理と更新について考慮したこと」は? 記述例 空調機械室の道路側外壁面に搬出入用扉を設け、機器の更新作業が行いやすいように計画した。 空冷ヒートポンプチラーを屋上の道路側に設置し、更新時の吊り込み作業が行いやすいようにした。 空調の省エネルギー @ 次の図で、「空調の省エネルギー(設備的手法)について考慮したこと」は? 記述例 空冷ヒートポンプパッケージ方式マルチ型空調機を採用し、各室を個別に空調することにより、空調エネルギーを削減した。 換気設備に全熱交換器を採用し、換気による外気負荷の軽減を図った。 空調の省エネルギー A 次の図で、「空調の省エネルギー(設備的手法)について考慮したこと」は? 記述例 (例1)開口部付近にスロット型吹出し口を設置し、ペリメーター負荷処理による空調効率の向上を図った。 (例2)開口部付近にファンコイルユニットを設置し、ペリメーター負荷処理による空調効率の向上を図った。 特訓ドリル(設備2) 電気設備 @ 次の図で、「受変電設備の設置場所と維持管理について考慮したこと」は? 記述例 管理部門内の電気室に設置することで、漏電リスクを低減し、点検等の維持管理がしやすいように配慮した。 また、道路側に電気室を計画し、外扉を設けることで、機器の修繕や更新がしやすいようにした。 電気設備 A 次の図で、「非常用発電機の設置場所と維持管理及び更新について考慮したこと」は? 記述例 非常用発電機を管理部門内の発電機室に設置し、外壁面に扉を設けることで、維持管理や機器更新がしやすいようにした。 また、発電機室の内装を防音仕様とすることで、他の居室や屋外への騒音に配慮した。 ? 設備シャフト @ 次の図で、「電気シャフトの配置計画について考慮したこと」は? 記述例 EPSを各階同位置に配置することにより、幹線ケーブル延長を短縮し、合理的な配線ルートとなるように計画した。 EPSを管理部門内の廊下に面して配置し、点検や修繕が行いやすいように計画した。 設備シャフト A 次の図で、「パイプシャフトの配置計画について、考慮したこと」は? 記述例 便所、流し台等の水まわり近くの下階にPSを配置し、無理のない排水経路が確保できるように計画した。 給水方式 次の図で、「採用した給水方式と採用した理由」は? 採用した給水方式:ポンプ直送方式 記述例 使用水量の変動に対応できるように、ポンプによる安定的な給水が可能な方式を採用した。 災害による断水が発生した際にも、一定期間は水が使えるように、受水槽に貯留する方式を採用した。 断水対策 地震等の災害時における、「断水対策(3日程度)」は? 記述例 給水方式にポンプ直送方式を採用することで、断水時でも受水槽内の水を利用できるようにした。 また、雨水利用設備を設け、雨水を便所洗浄水に利用することで、断水時でもトイレを使用できるようにした。 給湯・ろ過設備設置場所 次の図で、「浴室の給湯・ろ過設備の設置場所について考慮したこと」は? 記述例 給湯・ろ過設備を1階管理部門内の設備機械室に設置し、メンテナンスや機器の更新作業が行いやすいように計画した。 また、浴室の直下の設備機械室に設置することにより、配管ルートを短縮し、熱損失が少なくなるように計画した。 給湯設備 次の図で「給湯設備に採用した熱源方式と採用した理由」は? 採用した熱源方式:電動ヒートポンプ 記述例(採用理由) 浴室で大量の湯を使用するため、給湯負荷に応じて、安定した給湯が可能な方式を採用した。 CO2排出量を抑制するため、ボイラー方式に比べて、省エネルギー性に優れるヒートポンプを採用した。 災害対策 @ 地震等の災害時における、「設備の損傷防止対策」は?  記述例 主要な機器を建物躯体に堅固に設置することにより、地震時に設備が倒壊しないようにした。 配管の接続部に可とう継手を採用し、地震時に配管が破断しないように配慮した。 災害対策 A 地震等の災害時における、「停電対策(3日程度)」は?  記述例 非常用発電装置を設け、燃料タンクに3日分の燃料を備蓄することで、停電時でも一定の期間は施設を運用できるようにした。 特訓ドリル(環境負荷低減) 自然採光 @ 次の図で、「図書室の自然採光について工夫したこと」は? 記述例 図書室の北及び西側をすべてガラス面とし、十分な自然採光を確保できるようにした。 自然採光 A 次のプラン例で、「プレイルームの自然採光を確保するために工夫したこと」は? 記述例 プレイルームの天井面にトップライトを設け、室全体に十分な自然採光を確保できるようにした。 プレイルームを南側に配置し、開口部を設けることにより、日照を確保し、明るい空間となるようにした。 自然採光 B 次のプラン例で、「エントランスホール及び吹抜け周囲の自然採光について工夫したこと」は? 記述例 吹抜け上部の天井面にトップライトを設け、エントランスホール及び吹抜け周囲の共用部に、自然採光を確保できるようにした。 2、3階の廊下を、吹抜けに面した回廊型とすることにより、トップライトからの自然採光を取り入れた明るい空間となるようにした。 自然換気 @ 次のプラン例で、「建築物の自然換気について工夫したこと」は? 記述例 外壁面に開口部を、室内の間仕切りには通気用開口を設け、通風経路を確保し、自然換気ができるように計画した。 自然換気 A 次のプラン例で、「吹抜け上部のトップライトを自然換気に利用するために工夫したこと」は? 記述例 各階に開口部、換気口及び通気用開口を設け、吹抜け上部のトップライトを開閉式とし、室内外の温度差を利用した重力換気が行えるように計画した。 自然通風 @ 次のプラン例で、「プレイルームの空調負荷を抑制するために、自然通風について工夫したこと」は? 記述例 プレイルームの南側に開口部を、天井面に開閉式トップライトを設けることにより、自然通風を取り入れ、中間期の空調負荷を抑制できるように計画した。 自然通風 A 次のプラン例で、「吹抜け周囲の空調負荷を抑制するために、自然通風について工夫したこと」は? 記述例 プレイルームの南側に開口部を、天井面に開閉式トップライトを設けることにより、自然通風を取り入れ、中間期の空調負荷を抑制できるように計画した。 日射遮蔽 @ 次のプラン例で、「建築物の日射遮蔽及び熱負荷抑制について工夫したこと」は? 記述例 南面の開口部に水平ルーバー、東西面の開口部に垂直ルーバーを設置することにより、日射を遮蔽し、夏期の冷房負荷を低減した。 窓にLow-E複層ガラスを採用し、室内への日射熱流入を防ぎ、熱負荷を抑制した。 日射遮蔽 A 次のプラン例で、「プレイルームの冷房負荷低減について工夫したこと」は? 記述例 プレイルームの南面開口部に水平ルーバーを、東西面開口部に垂直ルーバーを設置することにより、日射を遮蔽し、冷房負荷を低減した。 トップライトに可動式ルーバーを設け、採光を確保しつつ、日射遮蔽できるようにした。 日射遮蔽 B 次のプラン例で、「公園の眺望を確保しつつ、冷房負荷低減について工夫したこと」は? 記述例 南側の窓面上部に庇を設けることにより、眺望を確保しつつ日射を遮蔽し、冷房負荷を低減した。 西側の窓面に可動式垂直ルーバーを広めの間隔で設置し、日射遮蔽しながら、時間帯により眺望を確保できるようにした。 太陽熱利用 環境負荷低減手法として、「太陽熱」の利用方法とその省エネルギー効果について考慮したことは? 記述例 屋上に太陽熱集熱器を設け、太陽熱を給湯の補助熱源として利用することで、給湯エネルギーを削減した。 屋上の太陽熱集熱器で作られた温水を床暖房に利用することで、冬期の暖房エネルギーを削減した。 電気料金削減 電気料金削減のための「設備方式・手法」と「その具体的な削減効果」は? 記述例 照明設備にLED照明を採用することで、消費電力量を低減した。 トイレ、倉庫等の出入りが少ない室について、人感センサー付LED照明を採用することで、照明の消し忘れを防止し、消費電力量を低減した。 事務室・図書室等にタスクアンビエント照明を採用し、適切な間隔で照明器具を設けることで、適切な照度を確保しつつ、消費電力量を低減した。 省エネルギー(水道、ガス) 水道およびガス料金削減のための「設備方式・手法」と「その具体的な削減効果」は? 記述例 トイレ、浴室、洗面所等の衛生器具に節水型衛生器具を採用することで、節水を図った。 雨水利用設備を採用し、トイレ洗浄水と植栽散水に雨水を利用することで、節水を図った。 潜熱回収型ガス給湯器を採用することで、ガス使用量を削減した。