特訓ドリル(総合応用①)

総合テストをまとめました。各分野3問の計12問です。本試験よりも少し多めですが、読むだけですので、一気に復習しましょう。総合テストとは異なり、ヒント無しでいきます。本試験のボリュームを書くつもりで解答を思い浮かべてから、読んでください。
(計画)配置と動線
次のプラン例で、「エントランスホールの計画について考慮したこと」は?


デイルーム、カフェ及びEVホールに面して配置し、利用者が施設内の各所にアクセスしやすいように計画した。
上部に吹抜けを設け、開放感のある空間となるようにした。また、吹抜けを2階共用部に面することで、空間の連続性にも配慮した。
※理由、計画内容
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(計画)動線計画
次のプラン例で、「建築物の内部動線について考慮したこと」は?


主出入口から入ってすぐ目に着く位置に主要室やEVを配置し、利用者にとって分かりやすい計画とした。
管理部門を西側にまとめて配置することにより、利用者とスタッフの動線が交差しないように配慮した。また、通用口から厨房への動線を管理部門内に確保し、利用者部門を通らずに食材の搬入等が行えるようにした。
※理由、計画内容
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(計画)アプローチ計画
次のプラン例で、「アプローチ計画について考慮したこと」は?
敷地北東に駐車場・車寄せを、中央に歩行者通路を北側道路に面して計画し、歩行者が安全に出入りできるように計画した。
車いす使用者用駐車場を主出入口近くに配置し、車いすでの移動距離が短くなるように計画した。
サービス用駐車場を西側の通用口に近接して計画し、利用者アプローチとサービスアプローチを明確に分離した。
※理由、計画内容
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(構造)構造・架構・スパン
次の図について、「建築物に採用した構造形式・架構種別・スパン割りと考慮したこと」は?


建築物の用途から、安全性及び居住性に配慮し、構造種別は耐震性、耐火性、遮音性、気密性に優れる鉄筋コンクリート造、架構形式は靭性が高いラーメン架構を採用した。
X方向7m、Y方向8mの規則的なスパンで計画し、架構の安定性に配慮するとともに、柱一本当たりの負担が過大とならないようにした。
※理由、計画内容
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(構造)耐震計画
次の図で、「建築物の耐震計画について考慮したこと」は?


建物の平面形状を整形、かつ、極力同一階高で計画し、地震時に局所的な応力集中や変形が発生しないようにした。
また、たれ壁や腰壁等の雑壁に構造スリットを設け、地震時に柱や梁の脆性破壊が起きないように計画した。
※理由、計画内容
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(構造)小梁、スラブの架け方
次の図で「小梁とスラブの架け方について考慮したこと」は?
スラブの短辺寸法が4m以下となるように小梁を設置し、スラブたわみの抑制を図った。
スラブ周囲に梁を設置し、4辺固定することにより、荷重を安全に支持できるように計画した。
階段、EVシャフト開口部分に小梁を設置し、RC壁と周囲スラブの荷重を支持する計画とした。
※理由、計画内容
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(設備)空調方式
次のプラン例で、「1、2階に採用した空調方式と考慮したこと」は?


採用した方式:空冷ヒートポンプパッケージ方式マルチ型(天井カセット型と天井隠蔽ダクト接続型)
在室状況や使用時間が異なる室が多いため、個別制御が容易で室ごとに空調できる方式を採用した。
換気設備に全熱交換器を設置し、換気による外気負荷を軽減する計画とした。
吹抜け部分には、吹出し能力が高いダクト接続型空調機を設置し、居住域まで給気できるように配慮した。
※理由、計画内容
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(設備)空調設備
次のプラン例で、「老人ホーム個室の空調計画で考慮したこと」は?


採用した方式:ファンコイルユニット+外気処理空調機
各室に天井カセット型のファンコイルユニットを設置し、個別に空調できるように計画した。
換気については、空調機械室からダクトを接続し、空調機で新鮮空気を供給できるようにした。
※理由、計画内容
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(設備)給水方式
高齢者介護施設の計画において、「建築物に採用した給水方式と採用した理由」は?
採用した方式:水道直結増圧方式
受水槽が不要であり、建物内のスペースを有効利用できること。
水が滞留しないため、衛生面で有利であること。
受水槽やポンプの設置が不要で、管理する設備が少ないので、初期費用及び維持管理費用が抑えられること。
※理由、給水方式の特徴
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(環境)自然採光
次のプラン例で、「デイルームの自然採光について考慮したこと」は?


建物の南側に配置し、南面に間口の広い開口部を設けることにより、多くの自然光を取り入れ、日中の照明負荷を低減できるように計画した。
また、開口部にはブラインドを設置し、調光可能とすることで、 季節や時間帯による採光の変化に対応し、快適な空間となるようにした。
※理由、計画内容
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(環境)自然換気
次のプラン例で、「自然換気について考慮したこと」は?


外壁面には開口部や換気口を設け、外気を取り入れられるように計画した。
室内間仕切りを通気可能な構造とし、通風経路を確保することで、自然換気が行いやすいように配慮した。
※理由、計画内容
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(環境)日射遮蔽
次のプラン例で、「建築物の日射遮蔽について工夫したこと」は?


東側の開口部に垂直ルーバーを、南側の開口上部には庇を設置することにより、日射を遮蔽し、夏期の冷房負荷を低減した。
南側については、ルーバーではなく庇とすることにより、公園の眺望を確保できるように配慮した。
※理由、計画内容
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本日の特訓ドリルは以上です。
できなかった問題の復習については、下記の総合テストを参照してください。
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