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特訓ドリル(設備分野 ②)

2022年9月17日

令和2年度一級建築士試験「設計製図の試験」課題が発表され、「高齢者介護施設」とされました。

設備分野は課題条件によって内容が変わります。過去の出題傾向をつかむことで勉強すべき内容がつかめます。まずは、総合テストから設備分野で問われる典型的な問題を抽出しました。

集中的に問題に触れることで出題傾向をつかみ、今年度の課題に応用できるようにしてください。

電気設備 ①


次の図で、「受変電設備の設置場所と維持管理について考慮したこと」は?

設置場所:電気室

管理部門内の電気室に設置することで、漏電リスクを低減し、点検等の維持管理がしやすいように配慮した。
また、道路側に電気室を計画し、外扉を設けることで、機器の修繕や更新がしやすいようにした。

理由計画内容

イメージ図

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電気設備 ②

次の図で、「非常用発電機の設置場所と維持管理及び更新について考慮したこと」は?

設置場所:発電機室

非常用発電機を管理部門内の発電機室に設置し、外壁面に扉を設けることで、維持管理や機器更新がしやすいようにした。
また、発電機室の内装を防音仕様とすることで、他の居室や屋外への騒音に配慮した。

理由計画内容

イメージ図

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設備シャフト ①

次の図で、「電気シャフトの配置計画について考慮したこと」は?

EPSを各階同位置に配置することにより、幹線ケーブル延長を短縮し、合理的な配線ルートとなるように計画した。
EPSを管理部門内の廊下に面して配置し、点検や修繕が行いやすいように計画した。

理由計画内容

イメージ図

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設備シャフト ②

次の図で、「パイプシャフトの配置計画について、考慮したこと」は?

便所、流し台等の水まわり近くの下階にPSを配置し、無理のない排水経路が確保できるように計画した。

理由計画内容

イメージ図

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給水方式

次の図で、「採用した給水方式と採用した理由」は?

断面図 

採用した給水方式:ポンプ直送方式

使用水量の変動に対応できるようにポンプによる安定的な給水が可能な方式を採用した。
災害による断水が発生した際にも、一定期間は水が使えるように受水槽に貯留する方式を採用した。

採用した理由給水方式の特徴

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断水対策

地震等の災害時における、「断水対策(3日程度)」は?

給水方式にポンプ直送方式を採用することで、断水時でも受水槽内の水を利用できるようにした。
また、雨水利用設備を設け、雨水を便所洗浄水に利用することで、断水時でもトイレを使用できるようにした。

理由計画内容

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給湯・ろ過設備設置場所

次の図で、「浴室の給湯・ろ過設備の設置場所について考慮したこと」は?

給湯・ろ過設備を1階管理部門内の設備機械室に設置し、メンテナンスや機器の更新作業が行いやすいように計画した。
また、浴室の直下の設備機械室に設置することにより、配管ルートを短縮し、熱損失が少なくなるように計画した。

理由計画内容

イメージ図

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給湯設備

次の図で「給湯設備に採用した熱源方式と採用した理由」は?

断面図

採用した熱源方式:電動ヒートポンプ

浴室で大量の湯を使用するため、給湯負荷に応じて、安定した給湯が可能な方式を採用した。
CO2排出量を抑制するため、ボイラー方式に比べて、省エネルギー性に優れるヒートポンプを採用した。

採用した理由熱源方式の特徴

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災害対策 ①

地震等の災害時における、「設備の損傷防止対策」は? 

主要な機器を建物躯体に堅固に設置することにより、地震時に設備が倒壊しないようにした。
配管の接続部に可とう継手を採用し、地震時に配管が破断しないように配慮した。

理由計画内容

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災害対策 ②

地震等の災害時における、「停電対策(3日程度)」は? 

非常用発電装置を設け、燃料タンクに3日分の燃料を備蓄することで、停電時でも一定の期間は施設を運用できるようした。

理由計画内容

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