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特訓ドリル(計画分野 ②)

2022年9月17日

令和2年度一級建築士試験「設計製図の試験」課題が発表され、「高齢者介護施設」とされました。

計画分野は課題条件によって内容が変わります。しかし、設問内容の方向性は大きく変わらないので、過去の問題の傾向をつかむことで解答方法が分かってくるようになります。

まずは、総合テストから、計画分野で問われる典型的な問題を抽出しました。集中的に問題に触れることで解答する際の着目点を確認し、今年度の課題に応用できるようにしてください。

搬出入動線

次のプランで、「室の配置及び展示品の搬出入動線について考慮したこと」は?

プラン例

市民ギャラリーと展示室を2階ホールから見やすい場所に配置することにより、来館者が利用しやすいように計画した。

また、管理部門内に展示室への動線を確保することにより、開館中に作業する際に、利用者とスタッフの動線が交差しないように計画した。

理由計画内容

イメージ図

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駐車場、車寄せ

次のプラン例で、「駐車場・車寄せの計画について考慮したこと」は?

プラン

駐車場・車寄せは、歩行者通路と明確に区分することにより、歩行者が安全に施設に出入りできるように計画した。

北側道路の東側から入る、分かりやすい一方通行で計画し、事故防止に配慮した。

理由計画内容

イメージ図

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アプローチ計画

次のプラン例で、「建築物のアプローチ計画について、その配置とした理由」は?

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プラン例

人通りが多いと想定した南道路側に主出入口を設け利用者にとって分かりやすいように計画した。
また、歩行者の安全に配慮し駐車場出入口を横断歩道から離して配置した。
通用口を東道路側に配置
することにより、利用者とスタッフの動線が交差しないように計画した。

理由計画内容

イメージ図

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屋外広場との一体利用

次のプラン例で、「屋外創作広場の計画について、アトリエ、公園及び遊歩道との関係性を踏まえて考慮したこと」は?

プラン例

屋外創作広場はアトリエに面して配置し、アトリエに出入口を設けることにより、相互に行き来ができ、一体的に利用できるように計画した。
また、公園利用者や歩行者が気軽に立ち寄れるように公園側と遊歩道側に出入口を設けた。

理由計画内容

イメージ図

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屋外創作広場

次のプラン例で、「屋外創作広場の計画について考慮したこと」は?

プラン例

利用者が公園や河川敷の景観を楽しめるように屋外創作広場を敷地南東に配置した。
また、東西に広く配置し日照を確保することにより、明るい空間となるように計画した。

理由計画内容

イメージ図

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避難経路を含む動線計画

次のプラン例で、「学習部門の動線計画(避難経路を含む)について考慮したこと」は?

プラン例

2つの階段をバランスよく配置することにより、直通階段までの歩行距離が適正となるように計画した。
また、利用者にとって分かりやすく、災害時の避難もしやすいようにするため、ホール及び廊下を見通しのよい形状とした。 

理由計画内容

イメージ図

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周辺施設との一体利用

次のプランで、「本館と分館との来場者動線について工夫したこと」は?

プラン例

分館の主出入口を本館側に寄せて配置し、利用者が相互にアプローチしやすい計画とした。
また、利用者が本館・分館を行き来しやすいように本館との境界から主出入口までの敷地内通路を設けた。

理由計画内容

イメージ図

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防火区画①

次の図について、「防火区画(面積区画・竪穴区画)の区画形成方法」は?

断面図

各階の中央部に特定防火設備を設置し、東西それぞれの床面積が1,500㎡以下となるように面積区画した。

また、階段及びエレベーターシャフトについては、各階に防火設備を設置竪穴区画した。

理由計画内容

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防火区画②

次の図について、「防火区画(面積区画・竪穴区画)の区画形成方法」は?

断面図

階段、エレベーターシャフト及び吹抜けの2、3階部分に特定防火設備を設置し、各階を水平区画することにより、床面積が1,500㎡以下となるように計画した。
1階部分には
竪穴区画のため防火設備を設置した。

どのような意図でこの計画としたか

イメージ図

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