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一級建築士記述ドリル「総合テスト13」

2022年9月17日

製図課題発表までは、分野をまたいで基礎ドリルを復習する「総合テスト」をお送りします。

避難経路を含む動線計画

次のプラン例で、「学習部門の動線計画(避難経路を含む)について考慮したこと」は?

プラン例

2つの階段をバランスよく配置することにより、直通階段までの歩行距離が適正となるように計画した。
また、利用者にとって分かりやすく、災害時の避難もしやすいようにするため、ホール及び廊下を見通しのよい形状とした。 

理由計画内容

イメージ図

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断面計画

次の図で「屋上庭園部分の断面計画について考慮したこと」は?(客土深さは500mm以上)

平面図

水に配慮しつつ、室内と屋上庭園の床面高さを合わせるため屋上庭園部分のスラブを200mm下げて設置した。

客土深さを確保し、屋上庭園の客土部分とそれ以外の高さを合わせるため客土部分のスラブをFL-700mmの高さに設置した。

異なる高さのスラブを安全に支持できるように段差部分に合わせた梁せいで計画した。

理由計画内容

梁伏図
上:南北断面図 下:東西断面図

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パイプシャフトの計画

次の図で、「パイプシャフトの配置計画について、考慮したこと」は?

便所、流し台等の水まわり近くの下階にPSを配置し、無理のない排水経路が確保できるように計画した。

理由計画内容

イメージ図

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井水利用方法

環境負荷低減手法として、「井水」の利用方法とその省エネルギー効果について考慮したことは?

プラン例

井水を貯留し、屋上緑化や植栽への散水及び便所洗浄水に利用することで、水道使用量を削減した。

理由計画内容

井水を屋上緑化散水に利用

地下水利用ヒートポンプを採用することで、年間を通して一定温度の井水を利用して空調エネルギーを削減した。

理由計画内容

地下水利用ヒートポンプシステム

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本日の記述ドリルは以上です。

できなかった問題の復習については、下記の基礎ドリルをご覧ください。

避難経路を含む動線計画(計画⑤)こちら

断面計画(構造④)こちら

パイプシャフトの計画(設備⑱)こちら

井水利用方法(環境④)こちら