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【番外編】この時期に作図でできることは?

2020年7月30日

こんばんは、源です。製図課題発表(令和2年7月22日頃)まで残り2か月を切りました。

このサイトは記述に特化したものですが、今日は番外編として作図についての経験談をお伝えします。なにかピンときたら、参考にしてください。

私がこの時期にしていたことは、図面を書きまくりました。作図の練習はスピードアップを目指し、とにかく手を動かしました。また、作図手順を個々に検証しながら、無駄をそぎ落とす作業を続けました。

製図試験では、普段の生活ではありえない量を手書きします。長時間書き続けるためには、日ごろから訓練しておくことが必要です。いわば「製図の筋トレ」をします。筋トレは一朝一夕ではできないため、課題発表前のこの時期から「製図筋肉」を鍛えておくべきと思います。

継続的な製図練習

コンスタントに製図する習慣をつけ、製図の筋肉を鍛えておきます。まずは、トレースから始め、ゾーン型、基準階型、縦敷地など、いろいろ練習するにはいい時期です。

作図スピードがあがって、実力がついたと思っても油断は禁物です。同じような図面ばかりを書いていて、慣れてきただけかもしれません。例えば、縦敷地の図面を初めて書くと非常に時間がかかります。しかし、本番では、どのような条件が出されるかわからないので、この時期に筋トレしながら様々なパターンの作図練習してみましょう。

作図の練習では、トレースの時期が終わったら、自分のエスキス図面をもとに製図することを勧めます。

結局は、エスキス図から作図するので、時間が短縮できない場合には、エスキス図が作図するまでの完成度にないか、作図しながら考えている時間が長すぎることが原因となります。

この場合は、エスキス手法を見直し、作図するときに考えなくてもいいようにする必要があります。

図面を書きまくるために私がしたことは、平行定規を二台手に入れたことです。これは、たまたまネットで自分の使っているコクヨの平行定規が、新品なのに二万円以下で売っていたので、速攻手に入れました。

私は平行定規を自宅と会社に置き、隙間時間で書きまくりました。ほぼ、1日一枚のペースで書くことで、作図に関しては絶対の自信を持つことができるようになりました。

作図スピードアップ

作図時間を短縮することができれば、ほかの作業に時間をまわすことができます。作図時間を縮めるためには、まずは無駄なことをしていないかを検証します。一度、立ち止まって、無駄な手順がないかを確認してみます。「急がば回れ」です。

ただ、やみくもに書くだけでは作図スピードは上がらないので、線の一本一本の必要性を考え、不要な線はどんどん省いていきます。

製図試験では、きれいな図面である必要はありません。相手に伝わればいいだけです。

作図が速い場合のデメリットとしては、図面が汚いと判断され減点されることです。また、メリットとしては、作図時間を短縮できることです。

このメリットとデメリットを比べると、時間が生まれるメリットの方がはるかに大きいものとなります。

時間短縮に最も効果がある手法は、フリーハンドで作図することです。フリーハンドは、短期間でできることではないので、切り替えるならばこの時期だと思います。

試したことがない場合は、一度、挑戦してみてください。向き不向きもあるので、2~3枚の図面を書いてもしっくりこない場合は、早めに定規を使うことに戻す判断をしてください。

記述も書く

記述に関しても書く必要があります。試験では、ゆったり考えながら書く時間はありません。キーワードを覚えながら、時間をかけずに書く訓練をしていきます。自分で書いたものは、後から読んでみて、きちんと伝わるものかどうかを確認してください。

記述でも、とにかく量を書くことでの筋トレが必要です。長丁場の試験本番では、筋肉が足りないと書き疲れてしまって、余計な時間がかかってしまいます。

情報の取捨選択

まだまだ、試験日までは時間があるので焦る時期ではありません。ここは、戦略的に足元を固めていくことが重要です。

最近、いろいろネットを徘徊して思ったのですが、世の中には建築士試験に関する情報があふれています。役に立つものであったり、全くダメなものであったり。

一級建築士試験では、建築士である資質を問う試験であり、建築士として必要となる最低限の知識を問われます。

このため、ある分野に特化したプロフェッショナルである必要はなく、総合的な知識を持つことが必要なのです。細かな部分は気にせず、俯瞰した視点で眺めることで見えてくることもあります。

私が資格学校で通っていた時、自分の教室では三人の講師がいました。講師三人の普段の仕事は「意匠」、「構造」、「法規」を専門とされていました。それぞれ専門が異なることから、製図に対する指導方針も全く異なっており、注意されることも三者三様でした。

結局、私は一人の講師の話だけを聞き、残りの二人の言うことは聞き流すことにしました。

それぞれの話をまじめに受け止めていると、悩んでしまって無駄な時間を過ごしてしまいます。試験本番では、自分自身を信じるかありません。普段から、自分を信じて、世の中にあふれる情報の取捨選択をするようにして、大事な時間を無駄に過ごさないようにしてください。

都市伝説検証

「幸運の製図板」といって歴代の合格者を生んできた製図板がありませんか?会社や学校の先輩合格者から譲り受けたり、借りたりした物です。

そんな製図板を手に入れるとプレッシャーを感じたり、自信満々になってしまうかもしれません。

結論は、そんなジンクス気にしてもしょうがないから、しっかり勉強しましょう。そして、古い製図板は手入れしましょうということです。

なんでそんなことが言えるの?と思いますよね。実際に、私が合格した時に使った製図板は、満を持して「もち」に託しました。しかし、結果はダメだったので、「幸運の製図板」はないことがが証明されています。

次年度には、きっちり敵討ちしたので、今となっては単なる笑い話になりました。皆さんも、誰かに借りた製図板を使うかもしれませんが、その製図板が背負った過去は何も関係ありません。

そんなことを気にする暇があったら、製図板の整備をすることのほうが必要ですよ!

◆番外編

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