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応用ドリル(設備⑥)「小テスト1」

2022年9月17日

今日と明日は、今週(8月10日~8月14日)のドリルを復習する「小テスト」です。

解答例の全文が閉じていますので、解答を思い浮かべてから記述例を開いて確認してください。

空調方式の採用理由

次のプラン例で、「デイサービス部門に採用した空調方式と採用した理由」は?

プラン例

採用した方式:空冷ヒートポンプパッケージ方式マルチ型

デイサービス部門では、室により在室状況や使用時間が異なるため、個別制御が容易で室ごとに空調できる方式を採用した。

理由採用空調方式の特徴

断面図

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空調方式の採用理由(吹抜け)

次のプラン例で、「吹抜け部分の空調計画について考慮したこと」は?

プラン例

採用した方式:空冷ヒートポンプパッケージ方式天井隠蔽ダクト接続型

吹抜け部分は、均一な温度分布が確保しにくいため、吹出し口の設置自由度が高く、居住域まで給気が届く方式を採用した。

理由採用空調方式の特徴

イメージ図

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空調室外機の設置場所

次のプラン例で、「空調室外機の設置場所について考慮したこと」は?

2階屋上の室外機置場にまとめて設置し、日常のメンテナンスが行いやすいように計画した。

スペースに余裕をもって設置し、機器の修繕、更新作業に配慮した。

理由計画内容

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空調計画で考慮したこと

次のプラン例で、「老人ホーム個室の空調計画で考慮したこと」は?

プラン例

採用した方式:ファンコイルユニット+外気処理空調機

各室に天井カセット型のファンコイルユニットを設置し、個別に空調できるように計画した。

各室に空調機械室からダクトを接続し、空調機で新鮮空気を給気できるようにした。

理由計画内容

イメージ図

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空調機械室とダクトスペース

次の図で、「空調機械室とダクトスペースの位置について考慮したこと」は?

空調機械室を管理部門内に配置し、日常点検や修繕等の維持管理が行いやすいように計画した。

外壁に面した配置とし、外部扉を設けることにより、機器の更新時の作業が行いやすいように計画した。

ダクトスペースを空調機械室に近接して配置し、屈曲のない計画とすることで、ダクトルートを短くし、搬送エネルギー損失を低減できるようにした。

理由計画内容

イメージ図

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給水方式(ポンプ直送方式)

高齢者介護施設の計画において、「建築物に採用した給水方式と採用した理由」は?

採用した方式:ポンプ直送方式

採用理由①:使用水量の変動に対応できるようにポンプによる安定的な給水が可能な方式を採用した。

採用理由②:災害による断水が発生した際にも、一定期間は水が使えるように受水槽に貯留する方式を採用した。

理由給水方式の特徴

ポンプ直送方式イメージ図

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給水方式(水道直結増圧方式)

高齢者介護施設の計画において、「建築物に採用した給水方式と採用した理由」は?

採用した方式:水道直結増圧方式

採用理由①:建物内スペースを有効利用するため受水槽が不要で省スペースな方式を採用した。

採用理由②:給水の衛生面に配慮して受水槽を用いず、水が滞留しない方式を採用した。

採用理由③:初期費用や維持管理費用を抑えるため受水槽の設置が不要で、管理する設備も少ない方式を採用した。

理由給水方式の特徴

水道直結増圧方式イメージ図

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中央給湯の熱源方式(ボイラー)

「浴室の給湯設備に採用した熱源方式と採用した理由」は?

採用した方式:ガスボイラー

採用理由①:浴槽やシャワーでの湯の同時使用に対応できるように、 安定した給湯が可能な方式を採用した。

採用理由②:CO2排出量を抑制するため、 油ボイラーに比べて効率の良いガスボイラーを採用した。

理由熱源方式の特徴

ガスボイラーイメージ図

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中央給湯の熱源方式(電動ヒートポンプ)

「浴室の給湯設備に採用した熱源方式と採用した理由」は?

採用した方式:電動ヒートポンプ

採用理由①:経済性に配慮し、 ボイラーに比べランニングコストが低い方式を採用した。

採用理由②:CO2排出量を抑制するため、 燃焼を伴わない方式を採用した。

理由熱源方式の特徴

電動ヒートポンプイメージ図

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本日のドリルはここまでです。明日も小テストをお送りします。