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応用ドリル(構造⑦)「小テスト2」

2022年9月17日

昨日に引き続き、今週(8月24日~8月28日)のドリルを復習する「小テスト」です。

解答例の全文が閉じていますので、解答を思い浮かべてから記述例を開いて確認してください。

主要部材寸法

「建築物の主要部材の寸法」は?

大梁・・・500mm×800mm

小梁・・・300mm×600mm

柱・・・700mm×700mm

スラブ厚・・・t=200mm

主要部分の梁伏図

※図は一例ですので、自分の計画と整合させましょう。

※タップして記述例を表示

目標耐震性能

「建築物に設定した目標耐震性能(地震力の程度と建築物の状態)」は?

公共性が高い福祉施設であることから、建築物の耐用年数中に震度6強~7程度の大地震が発生した場合に、構造体の大きな補修をすることなく、建築物を継続使用できることを目標とした。

地震力の程度建築物の状態

※タップして記述例を表示

浴室の断面計画

次の図について、「浴室部分の断面計画について考慮したこと」は?

平面図

浴室部分の床スラブを200mm下げ防水に配慮しつつ、浴室と脱衣室に段差ができないように計画した。

浴槽部分のスラブを浴室からさらに200mm下げることにより、浴槽の高さを低く抑え、出入りのしやすさに配慮した。

スラブの段差部分に小梁を設置し、荷重を安全に支持できるようにした。

理由計画内容

梁伏図
断面図

※図は一例ですので、自分の計画と整合させましょう。

※タップして記述例を表示

支持層、基礎底面レベル

次の図で、「支持層の考え方、基礎底面のレベル」について考慮したことは?

断面図

GL-1.5m以深、N値=40の砂礫層を支持地盤と考え基礎底面レベルをGL-2.0mとし、十分な根入れ長を確保した。

施工時の経済性に配慮して、地下水位より上に基礎底面レベルを設定した。

理由計画内容

断面図

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耐圧盤寸法

次の図で、「耐圧盤の寸法」について考慮したことは?

断面図

荷重を安全に支持地盤に伝達するため、耐圧盤厚さを500mmで計画した。

理由計画内容

断面図

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吹抜けの構造計画

次の図で、「吹抜け部分の構造計画」について考慮したことは?

平面図

できるだけスパンに合わせた形状で計画し、架構が複雑にならないように配慮した。

吹抜け周囲に梁を設けることで、スラブを安全に支持できるように計画した。

片持ち梁を用いる部分は、張り出し寸法を2.5mで計画し、過度な荷重がかからないように配慮した。

理由計画内容

梁伏図

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大空間の構造計画

次の図で「ホールの構造計画(スパン、梁、柱、床、天井、等)について考慮したこと」は?

平面図

X方向の大梁を大スパンで計画し、無柱空間を形成した。

大スパンの大梁をプレストレストコンクリート梁としたわみやひび割れの抑制を図った。

プレストレストコンクリート梁を支持する柱は、他の柱よりもサイズアップし、大スパンの荷重を安全に伝達できるようにした。

乾式2重床で計画し、振動や騒音の防止に配慮した。

天井について、斜材をバランスよくV字状に配置し、天井落下防止を図った。

理由計画内容

梁伏図

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本日のドリルはここまでです。