応用ドリル（環境③）「日射遮蔽」
今年の課題「高齢者介護施設」で出題が想定される内容に重点的に取り組みます。
8月3日～8月30日の4週間は、「計画」「設備」「環境負荷低減」「構造」の順で、頻出項目を中心に基礎的な問題を出題します。
今週の前半はパッシブデザインについてです。本日のテーマは、「日射遮蔽」です。
開口部の日射遮蔽
次のプラン例で、「開口部の日射遮蔽について考慮したこと」は？
記述例
日射を遮蔽し、夏期の冷房負荷を低減できるように計画した。
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解説
日射遮蔽の代表的な方法であるルーバーを設置した例です。日射遮蔽により冷房負荷低減できることを記述します。
南面の開口部に水平ルーバー、東面の開口部には垂直ルーバーを設置することで、日射を遮蔽し、夏期の冷房負荷を低減できるように計画した。
※理由、計画内容
空調負荷抑制
次のプラン例で、「自然採光を確保したうえでの空調負荷抑制について考慮したこと」は？
記述例
採光を確保しつつ日射を遮蔽し、空調負荷を抑制できるように計画した。
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解説
自然採光を取り入れると、日射による空調負荷が増してしまうことがあります。トップライトからの日射をロールスクリーンで遮蔽した例です。
吹抜け上部のトップライトに電動ロールスクリーンを設け、採光を確保しつつ日射を遮蔽し、空調負荷を抑制できるように計画した。
※理由、計画内容
熱負荷抑制
次のプラン例で、「建築物の熱負荷抑制について考慮したこと」は？
記述例
建物への熱の流入を減らし、空調負荷を低減できるように計画した。
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解説
緑化することにより、屋上部分から建物内へ熱が伝わりにくくなり、温度上昇を抑えることができます。
屋上を緑化することにより、建物への熱の流入を減らし、空調負荷を低減できるように計画した。
※理由、計画内容
本日の記述ドリルはここまでです。
明日は、環境④「アクティブデザイン１」です。