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一級建築士記述ドリル「総合テスト11」

2022年9月17日

製図課題発表までは、分野をまたいで基礎ドリルを復習する「総合テスト」をお送りします。

屋外広場との一体利用

次のプラン例で、「屋外創作広場の計画について、アトリエ、公園及び遊歩道との関係性を踏まえて考慮したこと」は?

プラン例

屋外創作広場はアトリエに面して配置し、アトリエに出入口を設けることにより、相互に行き来ができ、一体的に利用できるように計画した。
また、公園利用者や歩行者が気軽に立ち寄れるように公園側と遊歩道側に出入口を設けた。

理由計画内容

イメージ図

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小梁、スラブの架け方

「小梁とスラブの架け方について考慮したこと」は?

スパンの1/2程度の位置に小梁を設けスラブの短辺寸法が4m以下となるようにし、たわみの抑制を図った。

スラブまわりに大梁又は小梁を設けスラブに無理な荷重がかからないように計画した。

理由計画内容

梁伏図

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吹抜け部分の空調吹出し口

次の図で、「吹抜け部分の冷暖房計画の注意点と対応策(吹出し口、吸込口の位置等)」は?

断面図

吹抜け部分は天井が高く、大きな開口部に面していることから、

  • 高さ方向の温度分布に差が生じる
  • 居住域まで暖気が行き渡らない
  • 夏期は開口部付近の冷房負荷上昇
  • 冬期は開口部付近でコールドドラフト発生

などが懸念される。 原因結果

イメージ図

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吹抜けに面する2階梁下に到達距離の長いノズル型吹出口を設置し、吹抜け中央部に空調気流が届ようにした。
吸込口を1階天井面の吹出し口から適度に離れた位置に設けショートサーキットの防止を図った。
夏期の開口部付近の冷房負荷対策、および冬期のコールドドラフト対策として、ペリメーターゾーンに吹出し能力の高いスロット型吹出し口を配置した。

理由計画内容

イメージ図

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吹抜け周囲の自然通風

次のプラン例で、「吹抜け周囲の空調負荷を抑制するために、自然通風について工夫したこと」は?

プラン例

プレイルームの南側に開口部を、天井面に開閉式トップライトを設けることにより、自然通風を取り入れ、中間期の空調負荷を抑制できるように計画した。

理由計画内容

イメージ図

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本日の記述ドリルは以上です。

できなかった問題の復習については、下記の基礎ドリルをご覧ください。

屋外広場との一体利用(計画⑫)こちら

小梁、スラブの架け方(構造④)こちら

吹抜け部分の空調吹出し口(設備⑤)こちら

吹抜け周囲の自然通風(環境②)こちら