一級建築士記述ドリル(設備)「小テスト1,2復習」【空調方式、空調吹出し口】

この記事は、5月2日(土)、3日(日)の設備分野「小テスト1,2」の復習ドリルです。一週間たちましたので、忘れてしまっている部分もあるかと思います。思い出すために軽く復習しておきましょう。
「小テスト1,2」は、4月28日(月)~5月1日(金)のドリル【空調方式、空調吹出し口】のまとめです。
問題1
次のプランで、「エントランスホールに採用した空調方式と採用した理由」は?
記述例1


採用した空調方式:定風量単一ダクト方式
エントランスホールは吹抜けのある連続した空間であり、高さ方向の温度差が発生しやすいことから、吹出し能力が高く、全体を均一に空調できる方式を採用した。
※採用した理由、空調方式の特徴
キーワード:吹抜け、温度差、吹出し能力
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記述例2


採用した空調方式:変風量単一ダクト方式
エントランスホールは吹抜けのある連続した空間であり、時間帯により来館者数が異なるため、均一な空調が可能で、負荷変動にも対応しやすい方式を採用した。
※採用した理由、空調方式の特徴
キーワード:吹抜け、来館者数、負荷変動
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問題2
次のプランで、「多目的ホールに採用した空調方式と採用した理由」は?
記述例1


採用した空調方式:定風量単一ダクト方式
多目的ホールは天井の高い大空間であり、温度分布が不均一になりやすいことから、吹出し能力が高く、均一な空調ができる方式を採用した。
※採用した理由、空調方式の特徴
キーワード:天井、大空間、温度分布、吹出し能力
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記述例2


採用した空調方式:変風量単一ダクト方式
多目的ホールは天井の高い大空間であり、時間帯や利用形態によって利用人数が変わるため、吹出し能力が高く、負荷変動にも対応できる方式を採用した。
※採用した理由、空調方式の特徴
キーワード:天井、大空間、利用人数、吹出し能力、負荷変動
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問題3
次のプランで、「多目的ホールに採用した空調方式と採用した理由」は?


採用した空調方式:空冷ヒートポンプパッケージダクト接続型(床置き型)
多目的ホールは天井の高い大空間であるため、吹出し能力に優れ、居住域まで給気できる方式を採用した。
※採用した理由、空調方式の特徴
キーワード:天井、大空間、吹出し能力
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問題4
次のプランで、「吹抜け部分に採用した空調方式と採用した理由」は?


採用した空調方式:空冷ヒートポンプパッケージダクト接続型(天井隠蔽型)
吹抜け部分は、均一な温度分布が確保しにくいため、吹出し能力が高く、吹抜け中央部まで給気できる方式を採用した。
※採用した理由、空調方式の特徴
キーワード:温度分布、吹出し能力
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問題5
次のプランで、「研修室に採用した空調方式と採用した理由」は?


採用した空調方式:空冷ヒートポンプパッケージ方式マルチ型
各研修室は、利用時間や人数が異なる場合が多いので、個別制御が容易で省エネルギー性にに優れる方式を採用した。
※採用した理由、空調方式の特徴
キーワード:利用時間、個別制御、省エネルギー
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問題6
次のプランで、「ホテル客室に採用した空調方式と採用した理由」は?


採用した空調方式:外気処理空調機+ファンコイルユニット方式
ホテル客室の空調は、利用者によって使い方が異なり、換気も必要であることから、個別制御が容易で、ダクトにより外気を供給できる方式を採用した。
※採用した理由、空調方式の特徴
キーワード:換気、個別制御、外気
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問題7
次の図で、「プレイルームを良好な環境とするために、空調吹出口と吸込口の位置について工夫したこと」は?


①天井面にバランスよく吹出し口を設置することにより、室全体を均一に空調できるように計画した。
②吸込口を壁面下部に設け、ショートサーキットの防止を図った。
※理由、計画内容
キーワード:均一な空調、ショートサーキット
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問題8
次の図で、「多目的ホールの冬期の空調計画の注意点と対応策(吹出し口、吸込口の位置等)」は?


多目的ホールは天井が高い大空間であり、大きな開口部を有することから、
- 高さ方向の温度分布に差が生じる
- 居住域まで暖気が行き渡らない
- 大開口付近でコールドドラフトが発生する
などが懸念される。 ※原因、結果
キーワード:天井、開口部、温度分布、居住域、下降気流
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①吹出し能力が高いスロット型吹出し口を天井面に配置し、室全体に給気できるように考慮した。
②吸込口を壁面下部に配置し、ショートサーキットのない効率的な気流分布が実現できるように計画した。
③コールドドラフト対策として、ペリメーターゾーンにスロット型吹出しを多めに配置した。
※理由、計画内容
キーワード:吹出し能力、スロット型、ショートサーキット、コールドドラフト、ペリメーターゾーン
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問題9
次の図で、「吹抜け部分を良好な環境とするために、空調吹出口と吸込口の位置について工夫したこと」は?


①吹抜けに面する2階梁下に到達距離の長いノズル型吹出口を設置し、吹抜け部分を効率的に空調できるように計画した。
②吸込口を1階天井面や床面付近に設け、吹出し口から適度に離すことにより、ショートサーキットのない効率的な気流分布を実現できるように計画した。
※理由、計画内容
キーワード:到達距離、ノズル型、ショートサーキット
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問題10
次の図で、「吹抜け部分の冷暖房計画の注意点と対応策(吹出し口、吸込口の位置等)」は?


吹抜け部分は天井が高く、大きな開口部に面していることから、
- 高さ方向の温度分布に差が生じる
- 居住域まで暖気が行き渡らない
- 夏期は開口部付近の冷房負荷上昇
- 冬期は開口部付近でコールドドラフト発生
などが懸念される。 ※原因、結果
キーワード:天井、開口部、温度分布、居住域、冷房負荷、コールドドラフト
※タップして記述例を表示
①吹抜けに面する2階梁下に到達距離の長いノズル型吹出口を設置し、吹抜け中央部に空調気流が届ように考慮した。
②吸込口を1階天井面の吹出し口から適度に離れた位置に設け、ショートサーキットの防止を図った。
③夏期の開口部付近の冷房負荷対策、および冬期のコールドドラフト対策として、ペリメーターゾーンに吹出し能力の高いスロット型吹出し口を配置した。
※理由、計画内容
キーワード:ノズル型吹出し口、ショートサーキット、ペリメーターゾーン、スロット型吹出し口
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本日(5月9日)分のドリル【計画⑭「小テスト4】はこちらです。
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