一級建築士記述ドリル(設備④復習)「空調吹出し口その1」

4月30日のドリル「空調吹出し口その1」の復習です。
前回のドリルとは、隠れている記述が逆になっています。
復習1
次の図で、「プレイルームを良好な環境とするために、空調吹出口と吸込口の位置について工夫したこと」は?
記述例


天井面にバランスよく吹出し口を設置した。
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吸込口を壁面下部に設けた。
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解説


①室全体を均一に空調できるように、天井面にバランスよく吹出し口を設置した。
②ショートサーキットを防止するため、吸込口を壁面下部に設けた。
※理由、計画内容
復習2
次の図で、「多目的ホールの冬期の空調計画の注意点と対応策(吹出し口、吸込口の位置等)」は?
記述例


注意点
- 高さ方向の温度分布に差が生じる
- 居住域まで暖気が行き渡らない
- 大開口付近で下降気流が生じる
などが懸念される。
多目的ホールは天井が高い大空間であり、大きな開口部を有するためである。
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対応策
室全体に給気できるように計画した。
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吸込口を壁面下部に配置した。
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コールドドラフト対策を図った。
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解説
注意点


対応策


注意点
●高さ方向の温度分布に差が生じる
●居住域まで暖気が行き渡らない
●大開口付近で下降気流が生じる などが懸念される。
その理由は、
多目的ホールは天井が高い大空間であり、大きな開口部を有するためである。
※原因、結果
対応策
①吹出し能力が高いスロット型吹出し口を天井面に配置し、室全体に給気できるように計画した。
②ショートサーキットのない効率的な気流分布が実現できるように、吸込口を壁面下部に配置した。
③コールドドラフト対策として、ペリメーターゾーンにスロット型吹出しを多めに配置した。
※理由、計画内容
本日分のドリル【空調吹出し口その2】はこちらです。
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