一級建築士記述ドリル(設備㉖)「まとめテスト5」

今週は、設備分野の「まとめテスト」をお送りしています。
これまでの「設備計画」分野の記述ドリルをランダムに出題します。
問題1
次のプランで、「研修室に採用した空調方式と採用した理由」は?


採用した空調方式:空冷ヒートポンプパッケージ方式マルチ型
各研修室は、利用時間や人数が異なる場合が多いので、個別制御が容易で省エネルギー性に優れる方式を採用した。
※採用した理由、空調方式の特徴
キーワード:利用時間、個別制御、省エネルギー
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問題2
次のプランで、「小ホールの空調機及び熱源機の位置とダクトルートについて考慮したこと」は?
1,2階それぞれに空調機を設置し、小ホールについては2階空調機から給気・還気することにより、ダクトルートを短くし、搬送エネルギー低減を図った。
空冷ヒートポンプチラーを屋上の管理部門階段直上かつPSに近い場所に設置し、メンテナンス性に配慮するとともに、冷温水配管ルートが短くなるように計画した。
※理由、計画内容
キーワード:各階に空調機、搬送エネルギー低減、空冷ヒートポンプチラー、メンテナンス
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問題3
次の図で、「空調の省エネルギー(設備的手法)について考慮したこと」は?
空冷ヒートポンプパッケージ方式マルチ型空調機を採用し、各室を個別に空調することにより、空調エネルギーを削減した。
換気設備に全熱交換器を採用し、換気による外気負荷の軽減を図った。
※理由、計画内容
キーワード:個別に空調、全熱交換器、外気負荷
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問題4
次の図で、「非常用発電機の設置場所と維持管理及び更新について考慮したこと」は?
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設置場所:発電機室
非常用発電機を管理部門内の発電機室に設置し、外壁面に扉を設けることで、維持管理や機器更新がしやすいようにした。
また、発電機室の内装を防音仕様とすることで、他の居室や屋外への騒音に配慮した。
※理由、計画内容
キーワード:外壁面に扉、フェンス
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問題5
地震等の災害時における、「設備の損傷防止対策」は?
※この問題にはプランの絵はありません。
主要な機器を建物躯体に堅固に設置することにより、地震時に設備が倒壊しないようにした。
配管の接続部に可とう継手を採用し、地震時に配管が破断しないように配慮した。
※理由、計画内容
キーワード:堅固に設置、倒壊、可とう継手
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本日の記述ドリルは以上です。
できなかった問題については、こちらの記事をご覧ください。
問題1「空調方式その3」
問題2「空調機位置等その1」
問題3「空調の省エネルギー(設備的手法)」
問題4「電気設備」
問題5「災害対策」
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