一級建築士記述ドリル(設備㉕)「まとめテスト4」

今週は、設備分野の「まとめテスト」をお送りしています。
これまでの「設備計画」分野の記述ドリルをランダムに出題します。
問題1
次のプランで、「吹抜け部分に採用した空調方式と採用した理由」は?


採用した空調方式:空冷ヒートポンプパッケージダクト接続型(天井隠蔽型)
吹抜け部分は、均一な温度分布が確保しにくいため、吹出し能力が高く、吹抜け中央部まで給気できる方式を採用した。
※採用した理由、空調方式の特徴
キーワード:温度分布、吹出し能力
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問題2
次のプランで、「小ホールの空調機械室位置と給気・還気ダクトルート(ダクトスペース)について工夫したこと」は?


空調方式:単一ダクト方式
空調機械室を1階の管理部門から直接出入りできるように配置し、点検やメンテナンス等が容易となるように計画した。
給気・還気ダクトは、空調機械室直上のDSを経由し、小ホールまで接続することにより、空気の搬送距離が極力短く、圧力損失の少ない効率的なルートとなるように計画した。
※理由、計画内容
キーワード:メンテナンス、搬送距離、圧力損失
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問題3
次の図で、「空調機器の維持管理と更新について考慮したこと」は?


例1:空調室外機を屋外に設置し、通路や点検スペースを確保することにより、日常のメンテナンスや機器の更新作業が行いやすいように計画した。
例2:サービス用駐車場近くに空調室外機を配置することにより、メンテナンスや機器の更新作業が行いやすいように計画した。
※理由、計画内容
キーワード:通路、点検スペース、サービス用駐車場
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問題4
次の図で、「受変電設備の設置場所と維持管理について考慮したこと」は?
記述例


設置場所:電気室
管理部門内の電気室に設置することで、漏電リスクを低減し、点検等の維持管理がしやすいように配慮した。
また、道路側に電気室を計画し、外扉を設けることで、機器の修繕や更新がしやすいようにした。
※理由、計画内容
キーワード:漏電リスク、点検、外扉
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本日の記述ドリルは以上です。
できなかった問題については、こちらの記事をご覧ください。
問題1「空調方式その2」
問題2「空調機位置等その1」
問題3「空調機器の維持管理、更新への配慮」
問題4「電気設備」
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