一級建築士記述ドリル(設備㉓)「まとめテスト2」

今週は、設備分野の「まとめテスト」をお送りしています。
これまでの「設備計画」分野の記述ドリルをランダムに出題します。
問題1
次のプランで、「多目的ホールに採用した空調方式と採用した理由」は?
記述例1
採用した空調方式:定風量単一ダクト方式
多目的ホールは天井の高い大空間であり、温度分布が不均一になりやすいことから、吹出し能力が高く、均一な空調ができる方式を採用した。
※採用した理由、空調方式の特徴
キーワード:天井、大空間、温度分布、吹出し能力
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記述例2
採用した空調方式:変風量単一ダクト方式
多目的ホールは天井の高い大空間であり、時間帯や利用形態によって利用人数が変わるため、吹出し能力が高く、負荷変動にも対応できる方式を採用した。
※採用した理由、空調方式の特徴
キーワード:大空間、時間帯、吹出し能力、負荷変動
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問題2
次の図で、「吹抜け部分を良好な環境とするために、空調吹出口と吸込口の位置について工夫したこと」は?
吹抜けに面する2階梁下に到達距離の長いノズル型吹出口を設置し、吹抜け部分を効率的に空調できるように計画した。
また、吸込口を1階天井面や床面付近に設け、吹出し口から適度に離すことにより、ショートサーキットのない効率的な気流分布を実現できるように計画した。
※理由、計画内容
キーワード:到達距離、ノズル型、ショートサーキット
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問題3
次の図で、「空調機と熱源機の位置について考慮したこと」は?
各室の天井にファンコイルユニットを設置し、個別に温度設定できるように計画した。
外気処理空調機をDSに近接して設置し、給気・還気ダクトルートを極力短くすることにより、搬送エネルギーの低減を図った。
また、外気処理空調機及び空冷ヒートポンプチラーを屋上の管理階段近くに設置し、点検等がしやすいように計画した。
※理由、計画内容
キーワード:個別、搬送エネルギー、点検
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問題4
次の図で「浴室の給湯・ろ過設備の設置場所について考慮したこと」は?
給湯・ろ過設備を1階管理部門内の設備機械室に設置し、メンテナンスや機器の更新作業が行いやすいように計画した。
また、浴室の直下の設備機械室に設置することにより、配管ルートを短縮し、熱損失が少なくなるように計画した。
※理由、計画内容
キーワード:管理部門、メンテナンス、配管ルート、熱損失
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本日の記述ドリルは以上です。
できなかった問題については、こちらの記事をご覧ください。
問題1「空調方式その1」
問題2「空調吹出し口その2」
問題3「空調機位置等その3」
問題4「給湯・ろ過設備」
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