一級建築士記述ドリル(設備)「小テスト3,4復習」【空調機位置等】

この記事は、5月9日(土)、10日(日)の設備分野「小テスト3,4」の復習ドリルです。一週間たちましたので、忘れてしまっている部分もあるかと思います。思い出すために軽く復習しておきましょう。
「小テスト3,4」は、5月4日(月)~5月8日(金)のドリル【空調機位置等、維持管理と更新への配慮、空調省エネ】のまとめです。
問題1
次のプランで、「小ホールの空調機械室位置と給気・還気ダクトルート(ダクトスペース)について工夫したこと」は?
空調方式:単一ダクト方式
①空調機械室を1階の管理部門から直接出入りできるように配置し、点検やメンテナンス等が容易となるように計画した。
②給気・還気ダクトは、空調機械室直上のDSを経由し、小ホールまで接続することにより、空気の搬送距離が極力短く、圧力損失の少ない効率的なルートとなるように計画した。
※理由、計画内容
キーワード:メンテナンス、搬送距離、圧力損失
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問題2
次のプランで、「小ホールの空調機及び熱源機の位置とダクトルートについて考慮したこと」は?
空調方式:単一ダクト方式
①1,2階それぞれに空調機を設置し、小ホールについては2階空調機から給気・還気することにより、ダクトルートを短くし、搬送エネルギー低減を図った。
②空冷ヒートポンプチラーを屋上の管理部門階段直上かつPSに近い場所に設置し、メンテナンス性に配慮するとともに、冷温水配管ルートが短くなるように計画した。
※理由、計画内容
キーワード:搬送エネルギー、メンテナンス、冷温水管
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問題3
次のプランで、「多目的ホールの空調機械室位置と給気・還気ダクトルート(ダクトスペース)について工夫したこと」は?
空調方式:空冷ヒートポンプパッケージダクト接続型(床置き型)
①空調機械室を多目的ホールに隣接して配置し、ダクトを短くすることにより、搬送エネルギーの低減を図った。
②給気は空調機械室の直上から天井に設置したダクトから吹出し、還気は壁面下部から直接吸い込むことにより、合理的なダクト計画と、良好な気流分布が実現できるようにした。
※理由、計画内容
キーワード:搬送エネルギー、気流分布
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問題4
次の図で、「吹抜け部分の空調室内外機の位置について考慮したこと」は?
空調方式:空冷ヒートポンプパッケージダクト接続型(天井隠蔽型)
①吹抜けに面する1階天井裏に、空冷ヒートポンプパッケージ方式ダクト接続型(天井隠蔽型)空調機を設置し、吹抜け部分を効率よく空調できるように計画した。
②室外機を屋上の管理部門階段に近接して設置し、点検等が行いやすいようにした。
※理由、計画内容
キーワード:効率よく空調、点検
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問題5
次の図で、「空調室内機と室外機の位置について考慮したこと」は?
①空冷ヒートポンプパッケージ方式の天井カセット型室内機を各室の天井にバランスよく設置し、室全体をまんべんなく空調できるように計画した。
②室外機は屋外の設備スペースにまとめて設置し、点検等のメンテナンスがしやすいように計画した。
※理由、計画内容
キーワード:室全体を空調、メンテナンス
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問題6
次の図で、「空調機と熱源機の位置について考慮したこと」は?
①各室の天井にファンコイルユニットを設置し、個別に温度設定できるように計画した。
②外気処理空調機をDSに近接して設置し、給気・還気ダクトルートを極力短くすることにより、搬送エネルギーの低減を図った。
③外気処理空調機及び空冷ヒートポンプチラーを屋上の管理階段近くに設置し、点検等がしやすいように計画した。
※理由、計画内容
キーワード:個別、搬送エネルギー、点検
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問題7
次の図で、「空調機器の維持管理と更新について考慮したこと」は?
①空調機械室の道路側外壁面に搬出入用扉を設け、機器の更新作業が行いやすいように計画した。
②空冷ヒートポンプチラーを屋上の道路側に設置し、更新時の吊り込み作業が行いやすいように考慮した。
※理由、計画内容
キーワード:搬出入用扉、吊り込み作業
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問題8
次の図で、「空調機器の維持管理と更新について考慮したこと」は?
①空調室外機を屋外に設置し、通路や点検スペースを確保することにより、日常のメンテナンスや機器の更新作業が行いやすいように計画した。
②空調室外機を、サービス用駐車場に近い配置とすることにより、メンテナンスや機器の更新作業が行いやすいように計画した。
※理由、計画内容
キーワード:通路、点検スペース、サービス用駐車場
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問題9
次の図で、「空調の省エネルギー(設備的手法)について考慮したこと」は?
①空冷ヒートポンプパッケージ方式マルチ型空調機を採用し、各室を個別に空調することにより、空調エネルギーを削減した。
②換気設備に全熱交換器を採用し、換気による外気負荷の軽減を図った。
※理由、計画内容
キーワード:個別空調、外気負荷
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問題10
次の図で、「空調の省エネルギー(設備的手法)について考慮したこと」は?
①開口部付近にスロット型吹出し口を設置し、ペリメーター負荷処理による空調効率の向上を図った。
②開口部付近にファンコイルユニットを設置し、ペリメーター負荷処理による空調効率の向上を図った。
※理由、計画内容
キーワード:ペリメーター負荷、空量効率
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本日(5月17日)分のドリル【計画㉑「小テスト6】はこちらです。
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