一級建築士記述ドリル(設備⑬)「小テスト3」

本日は、今週(5月4日~5月8日)のドリルを復習する「小テスト」です。
解答例の全文が閉じていますので、解答を思い浮かべてから記述例を開いて確認してください。
問題1
次のプランで、「小ホールの空調機械室位置と給気・還気ダクトルート(ダクトスペース)について工夫したこと」は?


空調方式:単一ダクト方式
①空調機械室を1階の管理部門から直接出入りできるように配置し、点検やメンテナンス等が容易となるように計画した。
②給気・還気ダクトは、空調機械室直上のDSを経由し、小ホールまで接続することにより、空気の搬送距離が極力短く、圧力損失の少ない効率的なルートとなるように計画した。
※理由、計画内容
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問題2
次のプランで、「小ホールの空調機及び熱源機の位置とダクトルートについて考慮したこと」は?


採用した空調方式:単一ダクト方式
①1,2階それぞれに空調機を設置し、小ホールについては2階空調機から給気・還気することにより、ダクトルートを短くし、搬送エネルギー低減を図った。
②空冷ヒートポンプチラーを屋上の管理部門階段直上かつPSに近い場所に設置し、メンテナンス性に配慮するとともに、冷温水配管ルートが短くなるように計画した。
※理由、計画内容
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問題3
次のプランで、「多目的ホールの空調機械室位置と給気・還気ダクトルート(ダクトスペース)について工夫したこと」は?


空調方式:空冷ヒートポンプパッケージダクト接続型(床置き型)
①空調機械室を多目的ホールに隣接して配置し、ダクトを短くすることにより、搬送エネルギーの低減を図った。
②給気は空調機械室の直上から天井に設置したダクトから吹出し、還気は壁面下部から直接吸い込むことにより、合理的なダクト計画と、良好な気流分布が実現できるようにした。
※理由、計画内容
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問題4
次の図で、「吹抜け部分の空調室内外機の位置について考慮したこと」は?


空調方式:空冷ヒートポンプパッケージダクト接続型(天井隠蔽型)
①吹抜けに面する1階天井裏に、空冷ヒートポンプパッケージ方式ダクト接続型(天井隠蔽型)空調機を設置し、ダクトにより吹抜け部分を空調できるように計画した。
②室外機を屋上の管理部門階段に近接して設置し、点検等が行いやすいようにした。
※理由、計画内容
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本日(5月9日)の記述ドリルはここまでです。
問題の解説を確認したい場合は、下記リンクを参照してください。
問題1,2 5月4日(設備⑧)「空調機位置等その1」
問題3,4 5月5日(設備⑨)「空調機位置等その2」
昨日(5月8日)の復習ドリル【設備⑫復習「空調の省エネルギー(設備的手法)」】はこちらです。
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