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一級建築士記述ドリル(設備⑫)「空調の省エネルギー(設備的手法)」

2022年9月17日

本日のドリルは、「空調の省エネルギー(設備的手法)」です。

空調計画における、設備的手法を用いた省エネルギーについての記述を確認します。

問題1

次の図で、「空調の省エネルギー(設備的手法)について考慮したこと」は?

記述例

空調エネルギーを削減した。

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換気による外気負荷の軽減を図った。

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解説

①空冷ヒートポンプパッケージ方式マルチ型空調機は、個別に運転・停止・制御ができるので、使用していない部屋の空調を停止して省エネルギーを図れます。

②換気設備に全熱交換器を設置することにより、室内外の熱移動を低減することができ、空調効率がよくなります。

イメージ図
記述例

空冷ヒートポンプパッケージ方式マルチ型空調機を採用し、各室を個別に空調することにより、空調エネルギーを削減した。

換気設備に全熱交換器を採用し、換気による外気負荷の軽減を図った。

理由計画内容

問題2

次の図で、「空調の省エネルギー(設備的手法)について考慮したこと」は?

記述例

ペリメーター負荷処理による空調効率の向上を図った。

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ペリメーター負荷処理による空調効率の向上を図った。

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解説

開口部付近のペリメーター負荷を処理するため、重点的に給気し空調効率を高める手法があります。

①は開口部付近の天井にスロット型吹出し口を設置し、ペリメーターゾーンに給気する場合です。

②は開口部付近に床置き型ファンコイルユニットを設置し、ペリメーターゾーンに給気した例です。

イメージ図
記述例

開口部付近にスロット型吹出し口を設置し、ペリメーター負荷処理による空調効率の向上を図った。

開口部付近にファンコイルユニットを設置し、ペリメーター負荷処理による空調効率の向上を図った。

理由計画内容

本日の記述ドリルはここまでです。

明日は、今週のドリルを復習する、設備⑬「小テスト3」です。