一級建築士記述ドリル(設備⑪)「空調機器の維持管理、更新への配慮」

本日のドリルは、「空調機器の維持管理、更新への配慮」です。
空調機器のメンテナンスや、更新作業への配慮についての記述を確認します。
今回の内容は、「空調機器」の部分を他の設備機器(例:キュービクル、受水槽等)に置き換えて応用できます。
問題1
次の図で、「空調機器の維持管理と更新について考慮したこと」は?
記述例


機器の更新作業が行いやすいように計画した。
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更新時の吊り込み作業が行いやすいように考慮した。
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解説
①道路に面して空調機械室の外扉があるので、機器の搬出入作業時に便利な計画と言えます。
②空冷ヒートポンプチラーが屋上の道路側に設置されているので、更新時、クレーンの作業半径が小さくなります。


①空調機械室の道路側外壁面に搬出入用扉を設け、機器の更新作業が行いやすいように計画した。
②空冷ヒートポンプチラーを屋上の道路側に設置し、更新時の吊り込み作業が行いやすいように考慮した。
※理由、計画内容
問題2
次の図で、「空調機器の維持管理と更新について考慮したこと」は?
記述例


日常のメンテナンスや機器の更新作業が行いやすいように計画した。
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メンテナンスや機器の更新作業が行いやすいように計画した。
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解説


①空調室外機を屋外に設置し、通路や点検スペースを確保することにより、日常のメンテナンスや機器の更新作業が行いやすいように計画した。
②空調室外機を、サービス用駐車場に近い配置とすることにより、メンテナンスや機器の更新作業が行いやすいように計画した。
※理由、計画内容
本日の記述ドリルはここまでです。
明日は、設備⑫「空調の省エネルギー(設備的手法)」です。
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