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一級建築士記述ドリル(構造⑨)「まとめテスト復習2」

2022年9月17日

昨日に引き続き、構造分野の「まとめテスト復習」です。前回のまとめテストとは、問題の組み合わせを変えて出題します。

建築物の主要部材寸法

次の図で「建築物の主要部材の寸法」は?

大梁・・・500mm×800mm

小梁・・・300mm×600mm

柱・・・700mm×700mm

スラブ厚・・・t=200mm

主要部分の梁伏図

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建築物のスパン割り

次の図で建築物のスパン割りについて考慮したこと」は?

柱1本あたりの負担面積が過大にならないように6m~8mのスパンで架構を計画した。

理由計画内容

キーワード:柱の負担面積

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基礎梁・耐圧盤寸法

次の図で、地盤条件を踏まえた「基礎梁、耐圧盤の寸法」について考慮したことは?

基礎底面レベルに合わせ基礎梁寸法を500mm×3000mmで計画した。また、荷重を安全に支持地盤に伝達するため耐圧盤厚さを500mmで計画した。

理由計画内容

キーワード:基礎底面レベル、荷重を安全に伝達

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大空間の構造計画

次の図で「多目的ホールの構造計画(柱、梁、床、天井、スパン等)について考慮したこと」は?

多目的ホールを無柱空間とするためY方向の大梁を14mの大スパンで計画した。

大スパンの大梁をプレストレストコンクリート梁としたわみやひび割れの抑制を図った。

プレストレストコンクリート梁を支持する柱は、他の柱よりもサイズアップし、大スパンの荷重を安全に伝達できるようにした。

天井について、斜材をバランスよくV字状に配置し、天井落下防止を図った。

理由計画内容

キーワード:無柱空間、たわみやひび割れの抑制、プレストレストコンクリート梁、天井落下防止

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目標耐震性能

「建築物に設定した目標耐震性能(地震力の程度と建築物の状態)」は?

①建築物の耐用年数中に、震度6強~7程度の大地震が発生した場合に、構造体の大きな補修をすることなく、建築物を継続使用できることを目標とした。

②建築物の耐用年数中に、震度6強~7程度の大地震が発生した場合に、構造体に部分的な損傷は生じるが、建築物全体の著しい耐力低下がなく、人命の安全が確保できることを目標とした。

地震力の程度建築物の状態

キーワード:構造体の大きな補修、継続使用、部分的な補修、人命の安全

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スラブ、小梁の架け方

「小梁とスラブの架け方について考慮したこと」は?

スパンの1/2程度の位置に小梁を設けスラブの短辺寸法が4m以下となるようにし、たわみの抑制を図った。

また、スラブまわりに大梁又は小梁を設けスラブに無理な荷重がかからないように計画した。

理由計画内容

梁伏図

キーワード:スラブ短辺寸法、たわみ、無理な荷重

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本日の記述ドリルは以上です。

できなかった問題については、下記の基礎ドリルをご覧ください。

建築物の主要部材寸法」、「建築物のスパン割り」に関する問題はこちら

基礎梁・耐圧盤寸法に関する問題はこちら

大空間の構造計画に関する問題はこちら

「目標耐震性能」に関する問題はこちら

スラブ、小梁の架け方に関する問題はこちら