一級建築士記述ドリル(構造⑨)「まとめテスト復習2」

昨日に引き続き、構造分野の「まとめテスト復習」です。前回のまとめテストとは、問題の組み合わせを変えて出題します。
建築物の主要部材寸法
次の図で「建築物の主要部材の寸法」は?


※タップして続きを表示
建築物のスパン割り
次の図で「建築物のスパン割りについて考慮したこと」は?


柱1本あたりの負担面積が過大にならないように、6m~8mのスパンで架構を計画した。
※理由、計画内容
キーワード:柱の負担面積
※タップして記述例を表示
基礎梁・耐圧盤寸法
次の図で、地盤条件を踏まえた「基礎梁、耐圧盤の寸法」について考慮したことは?
基礎底面レベルに合わせ、基礎梁寸法を500mm×3000mmで計画した。また、荷重を安全に支持地盤に伝達するため、耐圧盤厚さを500mmで計画した。
※理由、計画内容
キーワード:基礎底面レベル、荷重を安全に伝達
※タップして続きを表示
大空間の構造計画
次の図で「多目的ホールの構造計画(柱、梁、床、天井、スパン等)について考慮したこと」は?


多目的ホールを無柱空間とするため、Y方向の大梁を14mの大スパンで計画した。
大スパンの大梁をプレストレストコンクリート梁とし、たわみやひび割れの抑制を図った。
プレストレストコンクリート梁を支持する柱は、他の柱よりもサイズアップし、大スパンの荷重を安全に伝達できるようにした。
天井について、斜材をバランスよくV字状に配置し、天井落下防止を図った。
※理由、計画内容
キーワード:無柱空間、たわみやひび割れの抑制、プレストレストコンクリート梁、天井落下防止
※タップして続きを表示
目標耐震性能
「建築物に設定した目標耐震性能(地震力の程度と建築物の状態)」は?
①建築物の耐用年数中に、震度6強~7程度の大地震が発生した場合に、構造体の大きな補修をすることなく、建築物を継続使用できることを目標とした。
②建築物の耐用年数中に、震度6強~7程度の大地震が発生した場合に、構造体に部分的な損傷は生じるが、建築物全体の著しい耐力低下がなく、人命の安全が確保できることを目標とした。
※地震力の程度、建築物の状態
キーワード:構造体の大きな補修、継続使用、部分的な補修、人命の安全
※タップして続きを表示
スラブ、小梁の架け方
「小梁とスラブの架け方について考慮したこと」は?
キーワード:スラブ短辺寸法、たわみ、無理な荷重
※タップして続きを表示
本日の記述ドリルは以上です。
できなかった問題については、下記の基礎ドリルをご覧ください。
「建築物の主要部材寸法」、「建築物のスパン割り」に関する問題はこちら
「基礎梁・耐圧盤寸法」に関する問題はこちら
「大空間の構造計画」に関する問題はこちら
「目標耐震性能」に関する問題はこちら
「スラブ、小梁の架け方」に関する問題はこちら
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません