一級建築士記述ドリル(構造⑧)「まとめテスト復習1」

今日、明日は、6月13日、6月14日に配信した「構造分野のまとめテスト」の復習です。前回のまとめテストとは、問題の組み合わせを変えて出題します。
前回から時間が経ったので、忘れた部分も多いかと思います。同じ問題を繰り返し勉強する際、複数回目には知識が定着するまでの時間が短くなります。少ない時間で終わるので、隙間時間に確認してみてください。
なお、記述例はあくまで「例」なので、同じ解答である必要はありません。ただし、「自分の解答文を客観的に読んで理解できるか?」や「キーワードは入っているか?」という視点でのチェックは必要です。
建築物の構造種別、架構形式
次の図で「建築物に採用した構造種別、架構形式と採用理由」は?


多くの人が利用する施設であるため、構造種別は耐震性、耐火性に優れる鉄筋コンクリート造、架構形式は靭性が高いラーメン架構を採用した。
※理由、構造の特徴
キーワード:耐震性、耐火性、靭性
※タップして記述例を表示
支持層、基礎底面レベル
次の図で、地盤条件及び経済性を踏まえ「基礎形式、支持層の考え方、基礎底面のレベル」について考慮したことは?
地盤のN値および施工時の経済性を考慮して、GL-1.5m以深の地下水位より上の高さに基礎底面を計画した。
また、経済性に配慮し、必要最小限の根入れ長となる基礎底面レベルで計画した。
※理由、計画内容
キーワード:N値、経済性、根入れ長
※タップして続きを表示
大空間上部の部材断面寸法
次の図で「小ホール上部の部材断面寸法」は?


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梁断面、スラブ位置
次の図で「屋上庭園部分の断面計画について考慮したこと」は?(客土深さは500mm以上)
キーワード:防水、床面高さを合わせる、客土深さ、異なる高さのスラブ
※タップして記述例を表示
基礎形式
次の図で、地盤条件を踏まえ「採用した基礎形式」について考慮したことは?
地盤条件が良好であると判断できるため、直接基礎で計画することとし、不同沈下に強く安定性に優れるべた基礎を採用した。
※理由、計画内容
キーワード:直接基礎、不同沈下
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天井落下防止
次の図で「多目的展示室の天井落下を防止するために考慮したこと」は?


キーワード:吊り材、斜材、振動、天井と壁の接触
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本日の記述ドリルは以上です。
できなかった問題については、下記の基礎ドリルをご覧ください。
「建築物の構造種別、架構形式」に関する問題はこちら
「支持層、基礎底面レベル」、「基礎形式」に関する問題はこちら
「大空間上部の部材断面寸法」に関する問題はこちら
「梁断面、スラブ位置」に関する問題はこちら
「天井落下防止」に関する問題はこちら
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