一級建築士記述ドリル(構造⑥)「まとめテスト1」

今日、明日は、構造分野の「まとめテスト」をお送りします。
これまでの「構造」分野の記述ドリルをランダムに出題します。
まとめテストでは、記述例を全文隠して、ヒントとしてキーワードを表示しています。解答を思い浮かべてから、記述例を開けてみてください。
建築物の構造種別、架構形式
次の図で「建築物に採用した構造種別、架構形式と採用理由」は?


多くの人が利用する施設であるため、構造種別は耐震性、耐火性に優れる鉄筋コンクリート造、架構形式は靭性が高いラーメン架構を採用した。
※理由、構造の特徴
キーワード:耐震性、耐火性、靭性
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建築物のスパン割り
次の図で「建築物のスパン割りについて考慮したこと」は?


柱1本あたりの負担面積が過大にならないように、6m~8mのスパンで架構を計画した。
※理由、計画内容
キーワード:柱の負担面積
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大空間上部の部材断面寸法
次の図で「小ホール上部の部材断面寸法」は?


大スパンの大梁・・・500mm×1200mm
大スパンに直交する小梁・・・300mm×600mm
大スパンの大梁を支持する柱・・・800mm×800mm
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大空間の構造計画
次の図で「多目的ホールの構造計画(柱、梁、床、天井、スパン等)について考慮したこと」は?


多目的ホールを無柱空間とするため、Y方向の大梁を14mの大スパンで計画した。
大スパンの大梁をプレストレストコンクリート梁とし、たわみやひび割れの抑制を図った。
プレストレストコンクリート梁を支持する柱は、他の柱よりもサイズアップし、大スパンの荷重を安全に伝達できるようにした。
天井について、斜材をバランスよくV字状に配置し、天井落下防止を図った。
※理由、計画内容
キーワード:無柱空間、たわみやひび割れの抑制、プレストレストコンクリート梁、天井落下防止
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基礎形式
次の図で、地盤条件を踏まえ「採用した基礎形式」について考慮したことは?
地盤条件が良好であると判断できるため、直接基礎で計画することとし、不同沈下に強く安定性に優れるべた基礎を採用した。
※理由、計画内容
キーワード:直接基礎、不同沈下
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スラブ、小梁の架け方
「小梁とスラブの架け方について考慮したこと」は?
スパンの1/2程度の位置に小梁を設け、スラブの短辺寸法が4m以下となるようにし、たわみの抑制を図った。
また、スラブまわりに大梁又は小梁を設け、スラブに無理な荷重がかからないように計画した。
※理由、計画内容
キーワード:スラブ短辺寸法、たわみ、無理な荷重
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本日の記述ドリルは以上です。
できなかった問題については、下記の基礎ドリルをご覧ください。
建築物の構造種別、架構形式、スパン割りに関する問題はこちら
大空間の部材断面寸法、構造計画に関する問題はこちら
基礎形式に関する問題はこちら
スラブ、小梁の架け方に関する問題はこちら
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