一級建築士記述ドリル(構造⑤復習)「目標耐震性能、天井落下防止」

6月10日のドリル「断面計画」の復習です。
前回のドリルとは、隠れている記述が逆になっています。今回は穴埋め問題もあります。
目標耐震性能
「建築物に設定した目標耐震性能(地震力の程度と建築物の状態)」は?
記述例
「震度6強~7程度の大地震。」
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「構造体の大きな補修をすることなく、建築物を継続使用できること。」
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「震度6強~7程度の大地震。」
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「構造体に部分的な損傷は生じるが、建築物全体の著しい耐力低下がなく、人命の安全が確保できること。」
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解説
①建築物の耐用年数中に、震度6強~7程度の大地震が発生した場合に、構造体の大きな補修をすることなく、建築物を継続使用できることを目標とした。
②建築物の耐用年数中に、震度6強~7程度の大地震が発生した場合に、構造体に部分的な損傷は生じるが、建築物全体の著しい耐力低下がなく、人命の安全が確保できることを目標とした。
※地震力の程度、建築物の状態
天井落下防止
次の図で「多目的展示室の天井落下を防止するために考慮したこと」は?


記述例
吊り材を1㎡当たり1本以上配置するほか、斜材をバランスよくV字状に設置した。
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天井部材と壁との間に、6cm以上の隙間を設けた。
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解説


①振動を低減し、天井落下を防止するため、吊り材を1㎡当たり1本以上配置するほか、斜材をバランスよくV字状に設置した。
②地震時に天井と壁が接触し、部材が損傷することを防止するため、天井部材と壁との間に、6cm以上の隙間を設けた。
※理由、計画内容
本日分のドリル【(構造⑥)「まとめテスト1」】はこちらです。
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