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一級建築士記述ドリル(構造④復習)「断面計画」

2022年9月17日

6月10日のドリル「断面計画」の復習です。

前回のドリルとは、隠れている記述が逆になっています。

スラブ、小梁の架け方

「小梁とスラブの架け方について考慮したこと」は?

記述例

スパンの1/2程度の位置に小梁を設けた。

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スラブまわりに大梁又は小梁を設けた。

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解説

梁伏図
記述例

スラブの短辺寸法を4m以下とし、たわみを抑制できるようにスパンの1/2程度の位置に小梁を設けた。

スラブに無理な荷重がかからないようにスラブまわりに大梁又は小梁を設けた。

理由計画内容

梁断面、スラブ位置

次の図で「浴室部分の断面計画について考慮したこと」は?

平面図

記述例

防水仕上げ厚さと排水構スペースを確保した。

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浴室部分の床スラブを200mm下げて設置した。

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解説

梁伏図
南北断面図
記述例

浴室部分の床スラブを200mm下げて設置し、防水仕上げ厚さと排水構スペースを確保した。

防水仕上げ等を施しつつ、浴室部分と他の部分に段差ができないように浴室部分の床スラブを200mm下げて設置した。

理由計画内容

次の図で「屋上庭園部分の断面計画について考慮したこと」は?(客土深さは500mm以上)

平面図

記述例

防水に配慮しつつ、室内と屋上庭園の床面高さを合わせた。

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客土深さを確保し、屋上庭園の客土部分とそれ以外の高さを合わせた。

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異なる高さのスラブを安全に支持できるようにした。

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解説

梁伏図
上:南北断面図 下:東西断面図
記述例

屋上庭園部分のスラブを200mm下げて設置し、防水に配慮しつつ、室内と屋上庭園の床面高さを合わせた。

客土部分のスラブをFL-700mmの高さに設置することにより、客土深さを確保し、屋上庭園の客土部分とそれ以外の高さを合わせた。

段差部分に合わせた梁せいで計画し、異なる高さのスラブを安全に支持できるようにした。

理由計画内容

本日分のドリル【(構造⑤)「目標耐震性能、天井落下防止」】はこちらです。