一級建築士記述ドリル(構造④復習)「断面計画」

6月10日のドリル「断面計画」の復習です。
前回のドリルとは、隠れている記述が逆になっています。
スラブ、小梁の架け方
「小梁とスラブの架け方について考慮したこと」は?
記述例
スパンの1/2程度の位置に小梁を設けた。
※タップして続きを表示
スラブまわりに大梁又は小梁を設けた。
※タップして続きを表示
解説


①スラブの短辺寸法を4m以下とし、たわみを抑制できるように、スパンの1/2程度の位置に小梁を設けた。
②スラブに無理な荷重がかからないように、スラブまわりに大梁又は小梁を設けた。
※理由、計画内容
梁断面、スラブ位置
次の図で「浴室部分の断面計画について考慮したこと」は?


記述例
防水仕上げ厚さと排水構スペースを確保した。
※タップして続きを表示
浴室部分の床スラブを200mm下げて設置した。
※タップして続きを表示
解説




①浴室部分の床スラブを200mm下げて設置し、防水仕上げ厚さと排水構スペースを確保した。
②防水仕上げ等を施しつつ、浴室部分と他の部分に段差ができないように、浴室部分の床スラブを200mm下げて設置した。
※理由、計画内容
次の図で「屋上庭園部分の断面計画について考慮したこと」は?(客土深さは500mm以上)


記述例
防水に配慮しつつ、室内と屋上庭園の床面高さを合わせた。
※タップして続きを表示
客土深さを確保し、屋上庭園の客土部分とそれ以外の高さを合わせた。
※タップして続きを表示
異なる高さのスラブを安全に支持できるようにした。
※タップして続きを表示
解説




①屋上庭園部分のスラブを200mm下げて設置し、防水に配慮しつつ、室内と屋上庭園の床面高さを合わせた。
②客土部分のスラブをFL-700mmの高さに設置することにより、客土深さを確保し、屋上庭園の客土部分とそれ以外の高さを合わせた。
③段差部分に合わせた梁せいで計画し、異なる高さのスラブを安全に支持できるようにした。
※理由、計画内容
本日分のドリル【(構造⑤)「目標耐震性能、天井落下防止」】はこちらです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません