一級建築士記述ドリル(計画②)「建物内の室配置と動線計画その2」

本日のドリルは「建物内の室配置と動線計画その2」です。
室配置や動線計画の記述ポイントは、自分のプランの「利便性、快適性、利用者と管理者の動線分離」についてアピールすることです。
問題
次のプランで、「建物内の室やスペースの配置と動線計画で考慮したこと」は?
記述例1


来館者が気軽に利用できるように計画した。
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記述例2


利用者が気軽に利用できるように計画した。
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記述例3


利用者が良好な景色を楽しみながら休憩できるように計画した。
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記述例4


利用者とスタッフの動線が交差しないように計画した。
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解説
計画分野の記述では、「なぜ、この計画としたか」を意識することが重要です。
記述例1 利便性についての記述
特産品売場がエントランスホールに面して配置されており、来館者からわかりやすく気軽に利用しやすい計画といえます。


特産品売場の出入口をエントランスホールに面して配置することにより、来館者が気軽に利用できるように計画した。※なぜ、この計画
記述例2 利便性についての記述
駐車場側出入口の目の前に休憩スペースが配置されており、利用者が気軽に利用しやすい計画といえます。


休憩スペースを駐車場側出入口から近い場所に配置することにより、利用者が気軽に利用できるように計画した。 ※なぜ、この計画
記述例3 快適性についての記述
休憩スペースから敷地北側の湖が眺められるので、利用者が景観を楽しめる計画であるといえます。


休憩スペースを北側湖に面して配置することにより、利用者が良好な景色を楽しみながら休憩できるように計画した。※なぜ、この計画
記述例4 動線分離についての記述
休憩スペースから敷地北側の湖が眺められるので、利用者が景観を楽しめる計画であるといえます。


管理部門を北西側にまとめて配置することにより、利用者とスタッフの動線が交差しないように計画した。※なぜ、この計画
本日の記述ドリルはここまでです。
明日は、計画③「履き替え等を踏まえた動線計画」です。
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