一級建築士記述ドリル(計画⑰)「条件付きゾーニング計画」

本日のドリルは「条件付きゾーニング計画」です。ゾーニングについての出題は、平成30年、令和元年と続いています。ゾーニングの問題には、いくつかパターンがありますが、今回は設計条件や記述問題文に何らかの条件がある場合の記述です。
問題1
次のプランで「多目的ホールを多くの人が利用することを踏まえた空間構成について考慮したこと」は?
記述例


多人数が多目的ホールを利用しやすいように計画した。
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解説
多目的ホール及びホワイエへの動線が、他の室への動線と交差しにくく利用しやすい計画と言えます。


多目的ホール及びホワイエは1階南西にまとめて配置し、溜まり空間を確保することにより、多人数が多目的ホールを利用しやすいように計画した。
※なぜ、この計画としたか
問題2
次のプランで「多目的ホールを多くの人が利用することを踏まえた空間構成について考慮したこと」は?
記述例


多人数の待ち合いスペースとして快適な空間となるように計画した。
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解説
ホワイエが公園に面しており、多目的ホール利用者の溜まり空間として快適な環境であると言えます。


ホワイエを西側に面して配置し、公園の景観を取り入れることにより、多人数の待ち合いスペースとして快適な空間となるように計画した。※なぜ、この計画
問題3
次のプランで「休憩部門が24時間営業であることを踏まえたゾーニング計画について考慮したこと」は?
記述例


夜間の個別営業に対応できるように計画した。
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解説
24時間営業の休憩部門がまとまっており、シャッターで区分できるようになっているので、夜間営業に配慮できていると言えます。


24時間営業の休憩部門は南側にまとめて配置し、他部門と区分することにより、夜間の個別営業に対応できるように計画した。※なぜ、この計画
本日の記述ドリルはここまでです。
明日は、計画⑱「バリアフリー、セキュリティー」です。
昨日(4月14日)の復習ドリル【計画⑯復習「履き替え等を踏まえたゾーニング計画」】はこちらです。
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