一級建築士記述ドリル(計画⑯)「履き替え等を踏まえたゾーニング計画」

本日のドリルは「履き替え等を踏まえたゾーニング計画」です。
ゾーニングについての出題は、平成30年、令和元年と続いています。
ゾーニングの問題には、いくつかパターンがありますが、今回は上足や素足で利用する室や着替えて利用する室がある場合の記述です。
問題1
次のプランで「利用者の靴の履き替え等を踏まえて、ゾーニング計画について考慮したこと」は?
記述例


利用者にとって分かりやすく、利用しやすい計画とした。
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解説
上足+着替えて利用する室と更衣室が2階にまとまっており、利用者にとって分かりやすい計画と言えます。


上足利用及び着替えが必要な室は2階にまとめ、明確に区分することにより、利用者にとって分かりやすく、利用しやすい計画とした。
※なぜ、この計画としたか
問題2
次のプランで「利用者の靴の履き替え等を踏まえて、ゾーニング計画について考慮したこと」は?
記述例


利用者にとって分かりやすい動線計画とした。
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解説
履き替えや着替えが必要な室が2階にまとまっており、上下足の区分が明確であるため、分かりやすい計画と言えます。


上足利用の室は2階以上にまとめて配置し、1階にはきかえスペースを設置することにより、利用者にとって分かりやすい動線計画とした。※なぜ、この計画
問題3
次のプランで「利用者の靴の履き替え等を踏まえて、ゾーニング計画について考慮したこと」は?
記述例


利用者がスムーズに入館できるように計画した。
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解説
上足利用と下足利用の部門が明確に区分されており、動線が分かれているので、分かりやすく入館しやすい計画と言えます。


上足利用の保育所部門を1階に、下足利用の児童館部門を2階にまとめて配置し、玄関で動線を分けることにより、利用者がスムーズに入館できるように計画した。※なぜ、この計画
本日の記述ドリルはここまでです。
明日は、計画⑰「条件付きゾーニング計画」です。
昨日(4月13日)の復習ドリル【計画⑮復習「ゾーニング計画」】はこちらです。
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