一級建築士記述ドリル(計画⑮)「ゾーニング計画」

本日のドリルは「ゾーニング計画」です。ゾーニングについての出題は、平成30年、令和元年と続いています。
ゾーニングの問題には、いくつかパターンがありますが、今回は特に条件がない場合の記述です。
問題1
次のプランで「ゾーニング計画について工夫したこと」は?
記述例


来館者にとって分かりやすく、利用しやすいように計画した。
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解説
展示部門が2階、アトリエ部門が3階と明確に分けて配置されていますので、来館者にとって分かりやすい計画と言えます。


展示部門を2階、アトリエ部門を3階にまとめて配置することにより、来館者にとって分かりやすく、利用しやすいように計画した。※なぜ、この計画
問題2
次のプランで、「ゾーニング計画について工夫したこと」は?
記述例


利用者が落ち着いて過ごせるように計画した。
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解説
温浴部門が、ホールと反対側に配置されています。
また、他の部門の室(レストラン、多目的室)と区分できていますので、温浴部門の利用者が他部門を気にせず過ごせる計画と言えます。


温浴部門を2階北東にまとめて配置し、他部門の室やホールから極力離すことにより、利用者が落ち着いて過ごせるように計画した。
※なぜ、この計画
問題3
次のプランで、「ゾーニング計画について工夫したこと」は?
記述例


物品や食材の搬入が行いやすいように計画した。
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解説
物販部門の室(特産品売場、レストラン)と、管理部門がまとめて配置されているので、搬入が行いやすい計画と言えます。


管理部門と物販部門を北側にまとめて配置することにより、物品や食材の搬入が行いやすいように計画とした。※なぜ、この計画
問題4
次のプランで、「ゾーニング計画について工夫したこと」は?
記述例


公園の景観を取り入れた快適な環境となるように計画した。
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解説
研修部門の室が公園側に配置されており、快適な環境であると言えます。


研修部門を2階北側にまとめて配置することにより、公園の景観を取り入れた快適な環境となるように計画した。 ※なぜ、この計画
本日の記述ドリルはここまでです。
明日は、計画⑯「履き替え等を踏まえたゾーニング計画」です。
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