一級建築士記述ドリル(計画⑪)「周辺施設との一体利用」

本日のドリルは「周辺施設との一体利用」です。
このテーマは、平成30年と令和元年に出題されており、今後も出る可能性がありますのでしっかり押さえましょう。
課題で与えられた条件に従い、隣地の既存施設等との関係について記述します。
問題1
次のプランで「本建築物と隣地施設等とを一体的に使用するために考慮したこと」は?
記述例


カルチャーセンターやグラウンドの利用者が本建築物に立ち寄りやすいように計画した。
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解説
道路から隣地のカルチャーセンターやグラウンドへの、主要な動線である桜並木側に本建築物の主出入口が計画されています。
隣地施設の利用者が、本建築物を自然に使用できる計画であると言えます。


桜並木側に主出入口を設けることにより、カルチャーセンターやグラウンドの利用者が本建築物に立ち寄りやすいように計画した。※なぜ、この計画
問題2
次のプランで、「本建築物と隣地施設等とを一体的に使用するために考慮したこと」は?
記述例


車や自転車で訪れた利用者が来館しやすいように計画した。
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解説
敷地北側に隣地施設と供用の駐車・駐輪場があります。
北側にも出入口が設置されており、利便性に配慮された計画であると言えます。


駐車・駐輪場側にサブ出入口を設けることにより、車や自転車で訪れた利用者が来館しやすいように計画した。
※なぜ、この計画
問題3
次のプランで、「本館と分館との来場者動線について工夫したこと」は?
記述例


利用者が相互にアプローチしやすい計画とした。
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解説
分館の主出入口が本館敷地に近い位置に配置されています。
利用者が本館・分館相互の出入口を認識しやすく、アプローチしやすい計画であると言えます。


分館の主出入口を本館側に寄せて配置することにより、利用者が相互にアプローチしやすい計画とした。※なぜ、この計画
問題4
次のプランで、「本館と分館との来場者動線について工夫したこと」は?
記述例


利用者が本館・分館を相互に利用しやすいように計画した。
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解説
分館の主出入口から敷地境界につながる通路が設置されており、施設利用者を相互に導くことができる計画であると言えます。


本館との境界から主出入口までの敷地内通路を設けることにより、利用者が本館・分館を相互に利用しやすいように計画した。 ※なぜ、この計画
本日の記述ドリルはここまでです。
明日は、計画⑫「建物、敷地内外のつながり」です。
昨日(4月8日)の復習ドリル【計画⑩復習「外部施設計画」】はこちらです。
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