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一級建築士記述ドリル(環境⑦)「まとめテスト2」

2022年9月17日

昨日に引き続き、環境負荷低減分野の「まとめテスト」です。

これまでの「環境負荷低減」分野の記述ドリルをランダムに出題します。

まとめテストでは、記述例を全文隠して、ヒントとしてキーワードを表示しています。解答を思い浮かべてから、記述例を開いてみてください。

まったく同じ解答でなくても構いませんが、「客観的に読んで理解できる文章か?」という視点では、チェックするようにしましょう。

自然採光

次の図で、「エントランスホール及び吹抜け周囲の自然採光について工夫したこと」は?

エントランスホール上部に吹抜けを計画し、天井面にトップライトを設けエントランスホール及び吹抜け周囲の共用部に、自然採光を確保できるようにした。
2,3階の廊下を、吹抜けに面した回廊型とすることにより、トップライトからの自然採光を取り入れた明るい空間となるようにした。

理由計画内容

キーワード:トップライト、自然採光、回廊型

※タップして記述例を表示

自然換気

次の図で、「建築物の自然換気について工夫したこと」は?

外壁面に開口部を、室内の間仕切りには通気用開口を設け通風経路を確保し、自然換気ができるように計画した。

理由計画内容

キーワード:通風経路、自然換気

※タップして記述例を表示

自然換気

次の図で、「吹抜け上部のトップライトを自然換気に利用するために工夫したこと」は?

各階に開口部、換気口及び通気用開口を設け、吹抜け上部のトップライトを開閉式とし室内外の温度差を利用した重力換気が行えるように計画した。

理由計画内容

キーワード:開口部、開閉式トップライト、重力換気

※タップして記述例を表示

冷房負荷低減

次の図で、「公園の眺望を確保しつつ、冷房負荷低減について工夫したこと」は?

南側の窓面上部に庇を設けることにより、眺望を確保しつつ日射を遮蔽し、冷房負荷を低減した。
また、西側の窓面に可動式垂直ルーバーを広めの間隔で設置し日射遮蔽しながら、時間帯により眺望を確保できるようにした。

理由計画内容

キーワード:庇、可動式垂直ルーバー、日射遮蔽、冷房負荷を低減

※タップして記述例を表示

電気料金削減方策

電気料金削減のための「設備方式・手法」と「その具体的な削減効果」は?

照明設備にLED照明を採用することで、消費電力量を低減した。

トイレ、倉庫等の出入りが少ない室について、人感センサー付LED照明を採用することで、照明の消し忘れを防止し、消費電力量を低減した。

事務室・図書室等にタスクアンビエント照明を採用し、適切な間隔で照明器具を設けることで、適切な照度を確保しつつ、消費電力量を低減した。

設備方式・手法具体的な削減効果

キーワード:LED照明、人感センサー、タスクアンビエント照明、消費電量量を低減

※タップして記述例を表示

本日の記述ドリルは以上です。

できなかった問題については、下記の基礎ドリルをご覧ください。

自然採光に関する問題はこちら

自然換気、自然通風に関する問題はこちら

日射遮蔽、熱負荷抑制に関する問題はこちら

省エネルギーに関する問題はこちら