一級建築士記述ドリル(環境⑤)「省エネルギー」

本日も環境負荷低減分野の基礎ドリルをお送りします。本日のドリルは、「省エネルギー」です。
問題1
電気料金削減のための「設備方式・手法」と「その具体的な削減効果」は?
記述例
消費電力量を低減した。
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照明の消し忘れを防止し、消費電力量を低減した。
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適切な照度を確保しつつ、消費電力量を低減した。
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解説
照明設備を工夫することで、消費電力量を低減して電気料金を削減できます。
照明設備以外の方法としては、空調設備について、全熱交換機の採用、中間期のフリークーリングの導入等の対策が考えられます。また、太陽光発電パネルの設置も有効です。
照明設備にLED照明を採用することで、消費電力量を低減した。
トイレ、倉庫等の出入りが少ない室について、人感センサー付LED照明を採用することで、照明の消し忘れを防止し、消費電力量を低減した。
事務室・図書室等にタスクアンビエント照明を採用し、適切な間隔で照明器具を設けることで、適切な照度を確保しつつ、消費電力量を低減した。
※設備方式・手法、具体的な削減効果
問題2
水道料金削減のための「設備方式・手法」と「その具体的な削減効果」は?
記述例
節水を図った。
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節水を図った。
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解説
節水を図ることで、水道料金を削減できます。
雨水利用設備とは、雨水を集水し地下ピットなどに貯留、沈殿、消毒処理後、水道水として利用する設備です。雨水の利用により水道使用量を削減できます。雨水利用設備の詳細については、こちらの記事を参考にしてください。
トイレ、浴室、洗面所等の衛生器具に節水型衛生器具を採用することで、節水を図った。
雨水利用設備を採用し、トイレ洗浄水と植栽散水に雨水を利用することで、節水を図った。
※設備方式・手法、具体的な削減効果
問題3
ガス料金削減のための「設備方式・手法」と「その具体的な削減効果」は?
記述例
ガス使用量を削減した。
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解説
潜熱回収型ガス給湯器は、従来型の給湯器で捨てていた排熱を回収して利用することができるため、ガス使用量を削減できます。
潜熱回収型ガス給湯器を採用することで、ガス使用量を削減した。
※設備方式・手法、具体的な削減効果
本日の記述ドリルはここまでです。
明日は、環境分野のテスト、環境⑥「まとめテスト1」です。
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