一級建築士記述ドリル(環境②)「自然換気、自然通風」

本日のドリルは、「自然換気、自然通風」です。建築物における自然換気や、自然通風による空調負荷抑制についての記述を確認します。
問題1
次の図で、「建築物の自然換気について工夫したこと」は?
記述例


通風経路を確保し、自然換気ができるように計画した。
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解説
室内に通気経路が確保されており、開口部を開閉することにより、屋外の風を取り入れられる計画と言えます。


外壁面に開口部を、室内の間仕切りには通気用開口を設け、通風経路を確保し、自然換気ができるように計画した。
※理由、計画内容
問題2
次の図で、「プレイルームの空調負荷を抑制するために、自然通風について工夫したこと」は?
記述例


自然通風を取り入れ、中間期の空調負荷を抑制できるように計画した。
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解説
開口部から開閉式トップライトまでの通気経路が確保されており、屋外の風を取り入れられる計画と言えます。


プレイルームの南側に開口部を、天井面に開閉式トップライトを設けることにより、自然通風を取り入れ、中間期の空調負荷を抑制できるように計画した。
※理由、計画内容
問題3
次の図で、「吹抜け周囲の空調負荷を抑制するために、自然通風について工夫したこと」は?
記述例


自然通風を取り入れ、中間期の空調負荷を抑制できるように計画した。
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解説
各階開口部から吹抜け上部の換気窓までの通気経路が確保されており、重力換気を利用した通風が取り入れられる計画と言えます。これにより、空調負荷が抑制できます。


各階に開口部、換気口及び通気用開口を、吹抜け上部の外壁面に換気窓を設けることにより、自然通風を取り入れ、中間期の空調負荷を抑制できるように計画した。
※理由、計画内容
問題4
次の図で、「吹抜け上部のトップライトを自然換気に利用するために工夫したこと」は?
記述例


室内外の温度差を利用した重力換気が行えるように計画した。
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解説
各階開口部から開閉式トップライトへの通気経路が確保されており、重力換気が行える計画と言えます。


各階に開口部、換気口及び通気用開口を設け、吹抜け上部のトップライトを開閉式とし、室内外の温度差を利用した重力換気が行えるように計画した。
※理由、計画内容
本日の記述ドリルはここまでです。
明日は、環境③「日射遮蔽」です。
自然換気、自然通風については、こちらの記事もご覧ください。
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